デザインのデザイン Special Edition

著者 :
  • 岩波書店
4.14
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本棚登録 : 221
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (469ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000240253

作品紹介・あらすじ

「デザインのデザイン」から「DESIGNING DESIGN」へ。日本から世界へ、デザイン思想を問いかける一冊。国際出版を経て、テキスト倍増、図版満載で特別編集の日本語版。

感想・レビュー・書評

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  • 5年ほど前に「デザインのデザイン」を読んだので、改めてSpecialEditionを読みました。

    まさにデザインのデザインと評するに相応しいいくつかの展覧会の説明会からはじまり、各デザイナーの作品の写真、それに対する原先生の説明が書かれています。
    分厚い本もわくわくする作品紹介からはじまるので、どんどん読み進めていきたくなる楽しい本です。

    原先生が言いたいことをすべて理解するのはきっと難しいですが、美しく完成された作品だけがデザインなのではなく、そこに行き着くまでの考え方や過程を含めて人を惹きつけるのだと感じる各作品の構想を教えてくれます。

    一番ぐっときたのは、「あったかもしれない万博」という章の最後に書かれていた以下の文です。

    “何かを否定するだけのメッセージを作ることに僕は興味がない。デザインは何かを計画していく局面で機能するものであるからだ。環境問題であれ、グローバリズムの問題であれ、どうすれば改善に向かうのか、一歩でも好ましい方向に進めるにはどうすればいいのか。そういうポジティブで具体的な局面に、ねばり強くデザインを機能させてみたいと考えている。そういう意味では、僕の万博はまだ終わっていない。”

    環境問題で批判にあい、構想しデザインを進めていた森の中で万博を開催することができなかったという章の最後の文です。
    素晴らしいデザイナーは世界を正しい方向へ導こうとする熱意があるように思っています。少しでも好ましい方向に近づけていこうという思想が、人々の心に届くようなデザインを生み出すのだと改めて感じた箇所でした。

  • 全ての人に読んでほしい超名著。
    私にとっては、所謂、人生を変えた一冊。

  • 自分の世界を広げてくれた一冊です。
    生活の中のデザインを考えることは一生の楽しみになったと思います。

    大分県立芸術文化短期大学:
    美術科 教員 谷口能隆

  • 自分たちの生きる世界をいきいきと認識すること
    感覚を覚醒させ、世界を感じ直していくこと
    丸いボールに触れ続けると上達へ向かう

  • 知識を蓄積し,見える化するinformationに対し,いかに知らないかを覚醒させるexformationという視点が新鮮だった.
    この考えは何かに応用できないか.

  • デザインとはなんだろうか?
    美しい構図? 使いやすい形? カッコいい造形?
    絵画もデザインと言えばデザインだろうし、建築の設計もデザインだろう
    文房具にもあらゆる種類のデザインがあるし、街にある広告はなんてカラフルなデザインばっかりだろう そもそもデザインされていないものがこの世にあるのだろうか?

    この本はそんなデザインとはなんぞやというなんだか小難しそうな哲学的なような命題を
    小気味よく、軽快に述べている
    デザインはなにもデザイナーさんだけのものではない
    むしろあらゆる職業についてまわる概念だ

    小難しい命題を分かりやすい文章で読んでみる
    しかもデザインという華やかな題材だ
    知的な本を読みたいあなたにオススメの一冊

  • デザインに興味を少しでも持っている人は必ず読むべき。原氏の広い視野から物事を捉える洞察力を垣間見ることができる。デザインは自分の関わる環境全てから吸い上げて、綺麗に並べるものであると感じた。

  • special edition。辞書みたいです。

    これは、一度では、わからない。

    何回も何回も読んで、咀嚼が必要。

    なので、とりあえず、「目を通した」ということだけ記録。

    この内容を、「ああ、そうだな」と思えるまでにどれくらいかかるか


    無印良品「で」いい、という感覚に到達するのはすごい、と思うのですが

  • 原研哉さんの作品と考え方。

    「HAPTIC」展が印象的。どれも面白いものばかりだが、中でも皮の質感を表したジュースと、ジェルリモコンがすごい!ジェルリモコンは実物を見たいなぁ。五感がゾクゾクする感じはとても面白い。

    「アジアの端から世界を見る」
    やはり、こういう世界は好きだ。行き着く先、というのはこのようなものになるのだろうか。何も無い、ということは全てのものを受け入れる可能性がある、ということ。

  • ・視聴覚+hapticな感覚
    ・コミュニケーションセンスはメディアを生き抜く
    ・情報の美は、わかりやすさ、独創性、笑い

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