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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784000240543
みんなの感想まとめ
人間関係の複雑さと魅力を描いた本作は、様々な著名人の生き様や思想を通じて、対立や共存の意味を考察します。著者は、政治家や俳優、作家など、多彩な人物を取り上げ、それぞれの矜持や反骨精神を浮き彫りにしてい...
感想・レビュー・書評
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櫻井よし子の顔がテレビに映ると即座にチャンネルを替えるか、瞬間的にスイッチを切る。そう言い切って憚らない佐高信。彼にとって櫻井よし子は常に火花を散らす論敵。そんな二人が監視社会の嚆矢となる住民基本台帳ネットワークの構築には手を取り合った。仇敵の二人が呉越同舟しなければならないほどの一大事であることを結果として世にアピールすることともなった。これ以上ない程の罵詈雑言で批判しあう間柄だが、人間には情があり好悪の感情までは如何ともしがたいと甘受できたからこその成果である。本書には、好きだし評価もできる。嫌いだけど無視できないタイプ。あるいはいずれのカテゴリーにも分類できない人たちを、人間味あふれる文章で、魅力的に描く。佐高氏一流の人物論を存分に味読できた。
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