帝国アメリカがゆずるとき 譲歩と圧力の非対称同盟

  • 岩波書店 (2024年6月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (310ページ) / ISBN・EAN: 9784000240680

作品紹介・あらすじ

強大な力を誇る「帝国」アメリカは、日本や西欧諸国と「非対称同盟」を結んでいる。だがアメリカは同盟国に圧力をかけるだけでなく、ときに同盟国に有利となる政策を自ら選択してきた。なぜ帝国アメリカは「ゆずる」のか。ベトナム戦争期の日米・米韓・米比同盟を一次史料に基づいて検討し、非対称同盟を理論的に解明する。

感想・レビュー・書評

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  •  非対称同盟において、主導国(米)が追随国に圧力をかける又は譲歩するのかは、主導国が追随国の政権=提携勢力の安定性や協力姿勢等をどう認識するか次第、という「提携理論」が本書の中核。
     面白い視点だったし著者が同理論を万能と考えていない点も窺える。ただそれでも、追随国側の主体性を過小評価していないかと感じた。また、提携勢力が安定し協力に積極的な時も、不安定な時も譲歩するとの説明は、結局後付けの説明のようにも見える。

  • 319.53||Ta

  • 研究書を自ら読むことはほぼないですが、勧められ読んで見ました。

    タイトルの通り、アメリカを「帝国」という関係性に位置づけて、

    そこからどのような時にその支配下の小国に対して譲歩をするような政策の選択を行うか、という同盟論が論じられています。

    本書ではアメリカに代表される大国を「主導国」、その下に入る国を「追随国」と分類し、主導国が「譲歩」と「圧力」を駆使して、同盟関係への拘束、外交行動の制約、負担分担の核ををする、という理論建てがなされています。どのような時にどう出るのか、

    焦点があてられる国際政治上の出来事は、1968-69年あたりに話の進んだ在日米軍縮小と沖縄返還に関わる状況の分析です。

    それ以外にも、韓国とフィリピンも事例として取り扱われています。

  • ふむ

  • 東2法経図・6F開架:319.5A/Ta78t//K

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著者プロフィール

中央大学法学部准教授(2023年2月現在)

「2023年 『つながるつなげる日本政治』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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