トランスナショナル・ジャパン―アジアをつなぐポピュラー文化

著者 :
  • 岩波書店
3.73
  • (3)
  • (2)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 17
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000241182

作品紹介・あらすじ

90年代、メディアグローバル化の波-アジアのトランスナショナルな時空に、ポップ・ジャパンが融け出した。「アジア回帰」の再演か?新たなアジアン・モダニティーの到来か?アジア各地での綿密な調査と日本でのアジア言説批判を踏まえた東アジアの文脈に即した文化グローバライゼーション研究。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 11月12日読了。日本文化の特殊性・独自性を、「そもそも日本文化、とは何ぞや?」という観点から問い直した書。グローバル文化=アメリカ、という考え方を「なぜならグローバルな文化とはアメリカしかないからだ」と説明しても意味がないのと同じく、「何でも自己流にアレンジする、それが日本文化」という考え方は「日本が受け入れた文化は、結局日本文化」という説明になってしまい意味を成さなくなる可能性がある・・・。当たり前のことだが説得力がある。「アジアの中の日本」という言葉にしても、単に地理的に近いから・何となく受け入れてしまうのではなく、前提を一つ一つはっきりさせないと議論にもならないなあと思わされた。

  • とても濃厚な本。扱ってる題材がポップカルチャーだったっけ?と疑問に思わせられるくらいの内容。ただ単にこ難しく書いてるだけじゃなくて、内容はとても明晰。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

岩渕 功一(モナッシュ大学アジア研究所所長・教授)

「2016年 『オーストラリアの日本人 過去そして現在』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岩渕功一の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ツイートする