憲法を奪回する人びと: ドキュメント

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000241274

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  • ハンセン病、日の丸・君が代、靖国神社合祀など、人権保護を求めて憲法訴訟を起こした人々の話し。ニュースで断片的には知っていたこともあったが、詳しく読んだのは初めて。どんなに素晴らしい憲法でも、それを国を始めとする権力が守らなくては人権は保護されない。まして、裁判所が少数者の人権を守る意志を表明し、国家権力を制限しないとなると。

  • 憲法訴訟の原告のドキュメンタリーである。なかなか興味深い。

  • あっぱれな人びと。

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著者プロフィール

1941年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。朝日新聞記者を経て、現在ノンフィクションライター。著書に『ドキュメント・昭和天皇〈全8巻〉』(緑風出版)、『合祀はいやです。』『生と死の肖像』(以上、樹花舎)、『反忠神坂哲の72万字』(一葉社)、『ドキュメント憲法を獲得する人びと』(岩波書店・第8回平和・協同ジャーナリスト基金賞受賞)、『日の丸・君が代の戦後史』『靖国の戦後史』『憲法九条の戦後史』(以上、岩波新書)、『蟻食いを噛み殺したまま死んだ蟻──抵抗の思想と肖像』(佐高信との共著、七つ森書館)他多数。

「2009年 『これに増す悲しきことの何かあらん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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