ドイツの政治教育 成熟した民主社会への課題

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000241359

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  • Politische Bildung。政治教育。ドイツの政治教育を、倫理・宗教教育と歴史教育という2つの視点から分析し、何かしら現代日本に示唆を与えようという比較教育学の王道を行く展開。

    すっきりした語り口が理解しやすく、今の日本の政治状況や民主主義に対する理解について考えるきっかけになりそうな一冊です。

    それにしてもさすが岩波書店。(専門書なのに)表紙が超おしゃれです。

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著者プロフィール

早稲田大学教育・総合科学学術院教授。博士(教育学)。1963年生まれ。専門は政治・歴史教育の比較研究。ドイツならびにオーストリアを主なフィールドとして、民族と国家を超える社会の形成を目指す教育政策の可能性について研究している。主著に『ドイツ現代史と国際教科書改善――ポスト国民国家の歴史意識』(名古屋大学出版会、1993年)、『国際歴史教科書対話――ヨーロッパにおける「過去」の再編』(中公新書、1998年)、『自国史の行方――オーストリアの歴史政策』(名古屋大学出版会、2001年)、『ドイツの政治教育――成熟した民主社会への課題』(岩波書店、2005年)、『政治教育の模索――オーストリアの経験から』(名古屋大学出版会、2018年)など。

「2020年 『歴史教育の比較史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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