- Amazon.co.jp ・本 (121ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000241618
感想・レビュー・書評
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装丁に惹かれて借りた。
借りる前に少し読んだ時は「あ、良い感じかも」と思ったけど、実際に読み進めて行くと余り楽しくなくなり…。
こう云う人って、凄く真面目なんだろうな。
割り切ると云うよりは、諦めている印象を受ける。
実際にこういった人は居るけど、自分がこう云うタイプではないので、共感が得られなかった。
読み終わっても、この作品が何を伝えたいのかが汲み取れなかった。
文章は文字が少な目でとても読み易かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
思った以上に心理小説
ぐるぐるぐるぐる
さらり -
「私を責めるもう一人の私がいるんです」突然届いた、見知らぬ女子学生からの手紙。
現代らしい雰囲気がよかった。 -
小説としてはあんまり。
小説しか読まない人にも手にとってもらいたいってことなのかもしれないけれど。
カウンセリングやなにやらは必ずしもうまくいくわけじゃないけれど、まっとうなカウンセラーが本を書くならうまくいった事例を出す。
じゃなきゃ参考にならないし、希望を持たせることが治療の第一歩だから。
断定や否定も避ける。否定されたと感じやすい人を無闇に怯えさせ、治療の場から遠ざけてしまうことを避けたいから。
フィクションにはそういった啓発本の縛りがない。
支援者や研究者としての言葉ではなく、治療者やクライアントとしての目を持っていない人に気づかせるための文章として、「小説」という形が必要だったのかもしれない。 -
記録のような散文のような小説。あの方しか思い出せなかった。
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んんー…共感できるし読みやすいのだが、しばしば出てくる「○○は××である」という断定文が気に障ってしまう。人の心はそんな風に簡単に括れないんじゃないのかなぁ。
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文は読みやすいけど抽象的すぎてちょっと苛々した。
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なんか全然わかんなかった。入り込めないうちに読了。いかにも心理の人が書きそうな話だなぁ。
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4月20日読了。女子学生の手紙を通じて、「自分を責めるもう一人の自分」を見つけようとする話。