長崎 旧浦上天主堂 1945-58――失われた被爆遺産

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (108ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000241656

作品紹介・あらすじ

禁教下、密かに信仰を守り続けた潜伏キリシタンの里、浦上。幕末・明治の大弾圧を生き残った信徒は東洋一の聖堂を築くが、やがて原爆という未曾有の破局が降りかかった。幾度もの受難に重ねられて「浦上五番崩れ」と呼ばれた破壊の爪痕を、原爆後の13年間、廃墟の姿で語った「幻の証言者」が、未公開写真によってよみがえる。英文対訳付き。

感想・レビュー・書評

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  • 長崎の歴史的遺産・文化財は尽く破壊されていく。
    最近このことを考えるが、詰まるところは「金がない」に尽きる気がしている。

    ・残すべきと言う声も
    ・祈りの場の再建の必要性
    ・金がない
    ・残せと言いつつ金は出さない外野

  • 現在は見ることも出来なくなった天主堂の原爆で破壊された姿である。これを壊して新しい天主堂を建てたことは、バーミヤンの遺跡を破壊したタリバーンと同じ事をやってしまったということが誰にでも類推されるであろう。

  • 高校時代の修学旅行は長崎だった。懐かしいな。
    被ばくして崩壊した浦上天主堂を解体して、修復していく。
    歴史遺産を大切にしたいものだ。

  • 20100509朝日新聞書評

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