日本映画論 1933-2007 テクストとコンテクスト

  • 岩波書店 (2011年10月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784000242837

みんなの感想まとめ

日本映画の歴史を深く掘り下げた本作は、戦前から現代に至るまでの作品を1年ごとに紹介し、監督や作品の背景にまつわる興味深い解説が魅力です。特に、戦後の映画シーンやアニメーションの発展を通じて、文化や社会...

感想・レビュー・書評

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  • 【選書者コメント】今年、京都大学をご退官され、名誉教授となられた加藤先生の映画論集成。
    [請求記号]7700:1120

  • 戦前・戦中・そして最近に至るまでの1年1作の紹介で監督についての説明が興味深いところです。終戦の年も50本の作品があり、ここでは優れたアニメ映画「桃太郎 海の神兵」(瀬尾光世監督)という作品が紹介されています。ディズニーのプロパガンダ映画より優れているというのは今更ながら誇らしい気がしますが、古い映画はもう絶対に見ることがなさそうですね。黒澤の「七人の侍」が1954年で、自衛隊創設の年であるという背景があるという説明は思いもつきませんでしたが、確かにそのようなことがありうるのですね。河瀬直美、井口奈己、西川美和らの素晴らしい女性監督が最近活躍していますが、実は田中絹代が映画監督として1955年に登場していることは新発見でした。

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著者プロフィール

加藤 幹郎(かとう・みきろう):1957-2020年。長崎生まれ。筑波大学比較文化学類卒業、同大学大学院文芸・言語研究科単位取得退学。京都大学大学院人間・環境学研究科教授を経て、同名誉教授。日本映画学会初代会長。著書に『映画館と観客の文化史』(中公新書)、『日本映画論 1933-2007』(岩波書店)、『荒木飛呂彦論』(ちくま新書)、『映画とは何か』『映画ジャンル論』(ともに増補改訂版、文遊社)などがある。

「2025年 『映画 視線のポリティクス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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