日本語スタンダードの歴史――ミヤコ言葉から言文一致まで

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000242943

作品紹介・あらすじ

近世の武家や知識人たちは、地域・方言が異なってもお互いに通じる言語を獲得していた。そのような近世スタンダードはいかにして伝播したのか。言文一致体を生み出した明治期スタンダードとどうつながるのか。山田美妙や二葉亭四迷の言文一致体使用はいかなる意味を持つのか。多分野にわたる膨大な資料を読み解いて明らかにした、定説を覆す画期的な論考。

感想・レビュー・書評

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  • 高崎図書館にあり
    2016/04/30:一回借りたが読む時間なく返却

  • 東京語が「標準語」になったのではなく、山の手の一部の言語が「標準語」として定着していった幕末維新期から明治期の言語状況を中心に追う一冊。幕末維新期の言語状況に関する研究はないかな…と思っていたところ、ネット上でこの本の存在を知り購入した。近世から武士の用いる共通の言語は存在していたことが確認できた。さらに福沢の分析から、福沢が江戸共通語をもとに「会議語」を練り上げていったこともわかった(p.128)。

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