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- Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000244336
作品紹介・あらすじ
リベラルな社会も、リベラルではないが良識ある社会も等しく参加できる、平和と正義に満ちた国際社会-そのような「万国民衆の社会」は、いかにして実現可能か。この社会では、正義の戦争は正当化できるのか、また恵まれた社会はどこまで他国を援助すべきなのか?自らが生涯にわたって追究してきたリベラリズム論と、カントの「永久平和」論を起点としながら、「現実主義的ユートピア」を達成するための原理を構想する。ロールズ晩年の主著。「公共的理性の観念・再考」を併載。
感想・レビュー・書評
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万民の法
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国際間の正義についてものすごく誠実に考えられていると思う。平和を構築するための正義の指針が、各国の文化をなるべく損なわないような形で模索される。が、そこには決定的にグローバル資本主義の観点が足りない。
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