ひきこもりの国民主義

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000245326

作品紹介・あらすじ

国民主義や植民地主義の思想はいかにして克服可能か。長年この難題と格闘してきた著者による待望の新著。過去の植民地支配・戦争犯罪を直視せず、アメリカの「下請けの帝国」の地位にしがみつく戦後「日本」。その精神構造を、恥、男性性、人種主義など、様々なファクターから解明する。世界に蔓延する自国第一主義を批判的に超えるための必読書。

感想・レビュー・書評

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  • https://ci.nii.ac.jp/author?q=%E9%85%92%E4%BA%95%E7%9B%B4%E6%A8%B9&count=20&sortorder=1

    現代のアジア、日本も含めたアジア各国の歴史や社会、人々について、私はもっとよく知る必要がある。

    帝国の喪失、即ち男性性の危機について書かれた文学作品。
    カズオ・イシグロ The Remains of the Day
    太宰治 斜陽
    小島信夫 抱擁家族
    大岡昇平 武蔵野夫人

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著者プロフィール

酒井 直樹(さかい・なおき)
1946年生。コーネル大学人文学部教授。日本思想史、比較文学、翻訳論。『過去の声』(川田潤ほか訳、以文社)、『希望と憲法』(以文社)、『ひきこもりの国民主義』(岩波書店)。

「2022年 『ポストコロニアル研究の遺産』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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