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Amazon.co.jp ・本 (298ページ) / ISBN・EAN: 9784000245401
作品紹介・あらすじ
円柱の上で眠る聖シメオン,彗星とともに旅するマーク・トウェイン,水に映る月に抱きつこうとして溺死した李白,ボルネオの空から舞い降りる猫,原発事故と黒澤映画,そして時を逍遥する無名の人びと――勝者の歴史だけでなく,埋もれつつある人間的で小さな〈歴史〉にも向けられた,著者の厳しくあたたかな眼差しを追体験する三六六日,一日一話.
感想・レビュー・書評
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「不愛想な手紙」というブラジル映画を見て、ウルグアイという国があることに気付きました。ぼくにとって遠い遠い国だったのですが、その国に生まれたガレアーノという作家がいることを、図書館の新刊の棚で発見したのが、ほぼ、同時だったことが、偶然のことながら不思議な縁を感じさせてくれた本です。
1年、366日、1月1日から12月31日まで、いわば、「引用の織物」なのですが、「人類」を射程にした記述は「ユーモア」と「怒り」、冷静な「悲嘆」と静かな「歓喜」にあふれています。
この「世界」で人類がやって来たことを遥かに振り返りながら、未来を感じさせる「絶望」の、いや「希望」の書といえる一冊でした。
「不愛想な手紙」と「本書」の感想をブログに書きました。覗いてみていただければ嬉しく思います。
「不愛想な手紙」
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202008190000/
「日々の子どもたち」
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202009300000/ -
そうだろうけど。
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苦い日あり、ほのぼのした日あり、唸る日あり。
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余白と余韻。ありそうでなかった新鮮な形式。1編が短いのに、すぐ次に行きたくはなく、かみしめなから1日1編ずつ読むのが心地いい。
争い、愛、愚行、叡知。うつろう世も人生もすべて、詩。
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