文学と文学理論

制作 : 折島 正司 
  • 岩波書店
4.33
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本棚登録 : 37
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000246644

作品紹介・あらすじ

文学研究の垣根をこえ、批評理論は広く人文学的研究の枠組みとして浸透した。だが、歴史や文化、人種やジェンダーを対象に数々の理論が語られながら、理論の視野からは急に文学それ自体が消え去ってしまったかに見える。小説と国民国家、行為遂行的なもの、過剰解釈、全知の語り、哲学の悪文など、多様なテーマを論じながら、あらためて理論と文学の再接合をはかり、「文学的なもの」に焦点をあてて、文学理論のもつ豊かなパースペクティヴを浮き彫りにする。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。批評的著述について論じた章、解釈について論じた章、カルチュラル・スタディーズについて論じた章、比較文学について論じた章が印象に残る。っていうか、チンタラ読み過ぎて前半の章はかなり忘却の彼方。

    前に読んだヒリス・ミラーの本もそうだったけど、脱構築派の人たちは、ある程度の年齢に達して、「気が利いていて面白くて、でも勉強にもなる文学エッセイ」を書くのに長けるようになったんですかね。

    こういうタイプの著述って、日本近代文学研究にもあったら良いのにね。

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