- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000246668
作品紹介・あらすじ
世界的金融危機に象徴される現代的事象の奥に潜むものは何か-欲望に満ちた人間社会への警鐘。巨匠アトウッドの卓抜な文明批評。欲望や想像力、復讐心といった人間の存在そのものにかかわる問題から今日の地球環境破壊問題に至るまでを、より広くより根源的に論じる。
感想・レビュー・書評
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カナダの国民的作家らしいが名前も知らなかった。アメリカの国民的作家についてもほとんど何も知らない。文学はまだほぼローカルなものだし,今後もそうあるだろう。
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欧米のキリストと関連した負債の話である。わかりやすいのはクリスマスキャロルのスクルージについて、おおく説明しているところである。アジアについて、もちろん日本についても全く触れていないので、タイトルとしては、クリスチャンとお金とした方がいいのかもしれない。
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「父が娘に語る・・」で最高の本として紹介していたので読んで見る。
が。。
うーん、何度読んでもよくわからない。
そして、それが私の読解力なのか、そもそもこの本の構成なのかすらわからない。
そもそもジョークかどうかもわからない。
わからないことだらけだ。 -
●うーん、難しい内容だった。西洋側の視点から負債という概念を考察した感じか。
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貸し借りや負債は、人類が持つ公平・均衡・正義意識から生まれ、契約を守ることは道徳として人間の社会基盤となっている。人類の地球環境に対する大きな負債を意識すべし。
負債感。言われると確かに、借りだと感じなければ、返すも何もないわけだ。人間性そのものだったとは。 -
あらゆる神話,文学作品,文学作品,民俗文化に形は異なるけど夫妻という概念があるよね.
みたいなことがつらつらと.
作品の紹介→解釈の展開の繰り返し.
うーん...神話や文学作品そのものに興味がない人にとっては厳しいかな...
途中リタイア -
興味深いテーマだしウィットが溢れる語り口なんだけど、何となく途中で興味がなくなってしまった。。
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哲学
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「本の本」に配架してもいいかも。
クレジット・カードを使うのを控えようと思いました。
いや、もっと内容は深いです。