法華経 上 梵漢和対照・現代語訳

  • 岩波書店 (2008年2月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (640ページ) / ISBN・EAN: 9784000247627

みんなの感想まとめ

深い哲学と教えが詰まったこの作品は、仏教の根本的な思想を探求する旅へと読者を誘います。特に「薬草喩品」や「方便品」などの章では、比喩や例えを通して難解な教えがわかりやすく展開され、心に響くメッセージが...

感想・レビュー・書評

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  • この翻訳はすばらしい。
    サンスクリット原文と、中国の訳文、そして日本語訳・・・・・画期的な内容。
    とくに、日本語の訳が読みやすくて、オレでも読むことができる。感動した。
    翻訳だけなら間違いなく★★★★★。

    だけど、法華経は、どギツい差別表現や、予言や、時に好戦的な内容など、本来のゴータマ・ブッダの教えとは余りにも違いすぎる。
    後世で創作された諸要素があまりにも多く混入しているし、そこから始まる歴史的な運動の中にある排他的な教条主義がイヤ。

    今、日本のファシズムに関する本を読んでるから。

    ・石原莞爾の『最終戦争論』とか
    ・北一輝『日本改造法案大綱』
    ・田中智学の国柱会
    ・犬養毅首相や大蔵大臣、三井財閥の総裁も暗殺された井上日召「一人一殺主義」
    ・日蓮会の「死のう団」(笑)
       などなど・・・・・・

    狂信的な国粋主義者たち・・・・彼らの背後に、法華経主義があったのだと思うと感慨深い。

    そして、それは過去の話ではなく、今まさに日本の政治の中心に近い部分に法華経・日蓮主義の信者たちがもぐり込んで怪しくウゴメいている。
    創価学会・公明党のアブラぎったタヌキとか、『法華経を生きる』を書いた石原アホ・・・。石原は威勢の良いことばっか言ってカッコつけてるけど、昔、水俣病で苦しんでいる患者に差別的な暴言を吐いた挙句、患者の足元で土下座させられてたからね。

    彼らが攻撃的で、排他的で、狂信的で、差別を好む理由が、これ読むと、分かる。

  • 岩波訳で梵語と対照して3年輪読して「薬草喩品」で挫折。そのうち再開予定としてとりあえず注文、今日届いた(2010.11.11)

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著者プロフィール

植木 雅俊(うえき・まさとし):1951年生まれ。仏教思想研究家。九州大学大学院理学研究科修士課程修了、東洋大学大学院文学研究科博士後期課程中退。東方学院で中村元氏のもとでインド思想・仏教思想、サンスクリット語を学ぶ。人文科学博士。著書『サンスクリット原典現代語訳 法華経』、『梵漢和対照・現代語訳 法華経』(毎日出版文化賞)、『思想としての法華経』(以上、岩波書店)、『日蓮の思想』(筑摩選書)、『サンスクリット版縮訳 法華経 現代語訳』『日蓮の手紙』(以上、角川ソフィア文庫)、『日蓮の女性観』(法蔵館文庫)など。

「2026年 『ほんとうの法華経』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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