墓標なき草原(下) 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000247726

作品紹介・あらすじ

対日協力者が粛清されるや、革命聖地の延安出身のモンゴル人共産主義者までもが、「民族分裂主義者」として弾圧の標的となり、災厄はさらにその家族や係累へと及んだ。内モンゴルに大量の漢族移民が送り込まれ、粛清はより組織的かつ残忍なものとなり、草原は荒れた沙漠と化していく。やがて内モンゴルの文革は、一人のモンゴル人が「内通者」の罪人に仕立てられ結末を迎える。巨悪は闇に葬られ、恐怖の現実は忘却され、語ることすら許されない歴史。

感想・レビュー・書評

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  • 目次

    第Ⅲ部 根元から紅い延安派
     第7章 モンゴル人を殺して、モンゴル族の人心を得る
     第8章「モンゴル人虐殺は正しかった」
     第9章「モンゴル人がいくら死んでも、埋める場所はある」

    第Ⅳ部 トゥク悲史―小さな人民公社での大量虐殺
     第10章「文明人」が作った巨大な処刑場
     第11章「中国ではモンゴル人の命ほど軽いものはない」
     第12章「モンゴル人が死ねば、食糧の節約になる」
     終章  スケープゴートもモンゴル人でなければならない

    視座 ジェノサイドとしての中国文化大革命

    おわりにーオリンピック・イヤーの「中国文化大革命」

    内モンゴル自治区文化大革命年表

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著者プロフィール

楊 海英(静岡大学人文社会科学部教授)

「2017年 『新版 国際関係論へのファーストステップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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