万葉仮名でよむ『万葉集』

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  • 岩波書店
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本棚登録 : 19
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000248105

作品紹介・あらすじ

万葉名歌の知られざる姿-万葉仮名とは独自の表記体系であり、変容のダイナミックスをうちに宿した、「異形の漢字」である。漢字歌の姿に戻ってよみ直すとき、気づかれなかった意味とイメージの奥行きが如実に現れる。万葉仮名の書記法から女手=平仮名の成立へ。その過程に、新しい表現への欲望に突き動かされた、創造的な工夫と試行を掘り起こす。それはまさに、日本語の個性が誕生する出来事にほかならなかった。書字の現場から、新たな意味と文体と韻律の生成を追跡する、日本語創世記。

感想・レビュー・書評

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  • 書家による万葉歌、ひいては日本語論。ふだんは漢字かな混じり文で読むことの多い万葉歌だが、元来書かれていた万葉仮名で読めば違った世界が見えてくる。

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著者プロフィール

石川九楊(いしかわ・きゅうよう)
書家。京都精華大学客員教授。1945年、福井県生まれ。京都大学法学部卒業。筆蝕を重視した新たな書史を打ち立て、1990年『書の終焉 近代書史論』でサントリー学芸賞、2004年『日本書史』で毎日出版文化賞、同年日本文化デザイン賞、2009年『近代書史』で大佛次郎賞を受賞など高く評価される。2017年東京上野の森美術館にて『書だ!石川九楊展』を開催、2019年には『第二楽章 書だ!石川九楊展』を古川美術館(名古屋市)にて開催。『石川九楊著作集』全十二巻のほかに『九楊先生の文字学入門』、作品集に『自選自註 石川九楊作品集』、『石川九楊 源氏物語巻五十五帖』などがある。

「2019年 『石川九楊自伝図録 わが書を語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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