- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000248211
感想・レビュー・書評
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2005年から2016年の小泉、安倍、福田、麻生、鳩山、菅、野田、安倍と続く政治の風刺まんが。
1年ごとにソーリがコロコロ代わっていた頃。
小泉:自由気まま、ノー天気、ワンフレーズ。
安倍:ねじれ国会、政権投げ出しの始まり。
福田:安倍の尻ぬぐい、国民目線も国民からそっぽ。
麻生:リーマンショック、やけっぱち内閣、上から目線で失言多し。
鳩山:自民党よりはましで1年。
菅 :東日本大震災、責任のなすりつけ合いで疲弊。
野田:生真面目すぎてネタ不足。脱官僚路線の反発で何もできず。
安倍:民主党よりはましで今日まで。
実態がまんが政治になってしまって、政治まんがに風刺がなくなった感が増してきた。
昔は笑えてた政治まんがだったが、最近は怒りが湧いてきてなぜか笑えない。
今まさに参院選に突入したが、相変わらず世間は無関心に見える。
どの政党も代り映えしないから、まともな政治をしてくれそうな人に投票しようと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
たった10年なのにいろんな政治模様があったんだ
風刺漫画おもしろーい
でもまんが政治はいやだあ
≪ 七人のソーリ次々時移る ≫ -
中日新聞・東京新聞・西日本新聞に連載された政治風刺まんがを
まとめた1冊である。
10年で総理大臣が7人も変わっていること自体が既にまんが的だと
思うんだけどね。
小泉政権から第二三次安倍政権までなのだが、時の首相はさすがに
分かるが時々「これ、誰だっけ?」となかなか思い出せない人が
いるのは私の記憶力に問題があるのかもしれない。
民主党政権の時に起きた東日本大震災後に描かれたまんがでは、
「こんな時だけは手を取り合って」の文字と共に、与野党の
党首が文字通り手を取り合っているところが描かれているの
だが、今見ると空しいよね。復興の目途さえ立っていない時
から足の引っ張り合いが始まっていたのだも。
政治家が幼稚になっているから政治がまんがみたいになっている
じゃないかしらね。そんなまんがみたいな政治と政治家には心底
うんざりなんだけどさ。
♪解、散々と この身が落ちて わずかばかりの運の悪さを
恨んだりして 浪人は悲しい悲しいものですね♪
美空ひばりの名曲「愛燦燦」の替え歌。さて、「国難突破解散」
だとかいうふざけたネーミングで、明日公示される今回の衆議院
選挙。一体、現職から何人が悲しい浪人になるのでしょうか。
選挙区は違うけど、落ちて欲しい政治家は何人かいるんだよな。
あぁ、古代ギリシャの陶片追放制度を導入して欲しいわ。 -
新聞に掲載された風刺まんが。
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中日・東京・西日本の各紙に30年にわたって連載している政治まんが
ここ10年の2000点から選りすぐった約170作品を収録
風刺とは権力者に対して皮肉と愛情をこめて発揮されるもの
笑いながら思い出し、笑いながら考える。
これからどうなるのか、
どうするのか──
(カバーのコピーより)
それぞれに付された政治部長の解説が日本の現代政治史となっている