民主主義へのオデッセイ 私の同時代政治史

  • 岩波書店 (2023年12月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (454ページ) / ISBN・EAN: 9784000248969

作品紹介・あらすじ

自民党に対抗する中道左派を築き、政権交代のある民主主義を作ろうとした政治学者は、政治に何を見、どう関わってきたか。昭和の終わりから安倍政権後まで、期待と挫折と試行錯誤が繰り返された三十余年を、いま率直に振り返る。自身の日記を織り交ぜて同時代政治をたどる回顧録。オルタナティヴを見出す挑戦は終わらない。

みんなの感想まとめ

政治における理想と現実の狭間を見つめ、民主主義の可能性を探る一冊です。著者は昭和の終わりから安倍政権後までの三十余年を振り返りながら、政権交代を目指す中道左派の挑戦とその過程での期待や挫折を率直に語り...

感想・レビュー・書評

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  • 政党は、政権を取るために活動する。という当たり前のことを目指さないというのは、結局ずっと同じだった。そのことを確認するための1冊か。この本の前史としては、江田三郎さんとかの挑戦はあったけども、これくらいか。
     理念や志は大事だが、それを具体化することの大切さも。
     

  • 【本学OPACへのリンク☟】
    https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/715757

  • ふむ

  • わが国のdemocracyへの旅、遥かなりや。
    この眩暈のする現実のもとで、希望を絶やさず、ただの西洋の模倣ではない血の通ったニホンの民主主義に向かって、コツコツと積み上げていくしかないのであろう。
    闘う政治、媚びない政治、セクシーな政治。あれから20年…

  • 目 次

    プロローグ 政治システム転換という夢【2024.3.20】

    第1章 1989年という幕開け【2024.3.21】
     1 アメリカから見た昭和末
     2 政権交代のあるデモクラシーという発想
     3 1989年参議院選挙と土井ブーム
     4 湾岸戦争と護憲のイメージ低下
     5 土井ブームとは何だったのか

    第2章 冷戦終焉と憲法論議の転回【2024.3.22】
     1 湾岸危機と憲法論議の転回
     2 創憲論の意図
     3 平和基本法をめぐって

    第3章 政治改革と政党再編の幕開け【2024.3.23】
     1 佐川急便事件と自民党竹下派の分裂
     2 政治変革を求める新しいプレーヤーの登場
     3 政治改革ブーム
     4 改革派の運動

    第4章 細川政権と選挙制度改革の実現【2024.3.24】
     1 初の政権交代に至る道
     2 政権交代をめぐる歓喜と恐怖
     3 細川政権による政策転換
     4 政治改革法案をめぐる混乱

    第5章 保守本流のアンカーとしての村山政権【2024.3.25】
     1 悲運の羽田政権
     2 政権をめぐる攻防戦
     3 村山政権と社会党の政策転換
     4 村山退陣と新党結成の失敗
     5 社民的なものが生き残るチャンスはあったのか

    第6章 Intermezzo イギリス滞在記【2024.3.26】

    第7章 小泉構造改革と野党の再構築【2024.3.27】
     1 自己責任時代への転換
     2 小泉ブームと「改革」の時代
     3 民主党の成長と混迷
     4 2005年郵政民営化総選挙

    第8章 政権交代の実現【2024.3.28】【2024.3.29】
     1 小沢一郎の登場
     2 第一次安倍晋三政権と参議院選挙
     3 大連立構想の挫折から政権交代へ
     4 政権交代選挙

    第9章 民主党政権の誕生と迷走【2024.4. 3】【2024.4.10】【2024.4.18】
     1 政権交代の高揚と鳩山政権
     2 民主党らしさをめぐって
     3 鳩山政権の崩壊
     4 菅政権の成立と参議院選挙

    第10章 3.11と民主党政権の挫折【2024.4.20】
     1 東日本大震災と福島第一原発事故
     2 脱原発と菅首相の退陣
     3 野田政権と民主党の分裂
     4 衆議院解散と民主党政権の崩壊

    第11章 安倍政権と戦後政治の行方【2024.4.20】
     1 第二次安倍政権と戦後政治解体の動き
     2 権力の集中と行使
     3 対抗運動の展開
     4 野党共闘の構築

    第12章 野党再編の模索【2024.4.21】
     1 民進党分裂と立憲民主党の登場
     2 コロナ危機と政党政治の漂流
     3 衆議院選挙の敗北と野党の混迷

    エピローグ 終わりなきオデッセイ【2024.4.21】

    参照文献
    あとがき【2024.3.20】
    年 表
    事項索引
    人名索引
    https://www.iwanami.co.jp/book/b636758.html

    Bach Odyssey
    https://angelahewitt.com/bach-odyssey/

    書評(苅部 直)
    https://www.amazon.co.jp/dp/B0CPPFB6VT/

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著者プロフィール

山口 二郎(やまぐち・じろう):1958年生まれ。東京大学法学部卒業。北海道大学法学部教授を経て、現在、法政大学法学部教授。行政学・政治学を専攻。『内閣制度』(東京大学出版会)、『ブレア時代のイギリス』『政権交代とは何だったのか』『民主主義は終わるのか――瀬戸際に立つ日本』(以上、岩波新書)、『民主主義へのオデッセイ──私の同時代政治史』(岩波書店)、『日本はどこで道を誤ったのか』(インターナショナル新書)ほか多数。

「2025年 『日本政治、再建の条件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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