本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (184ページ) / ISBN・EAN: 9784000249560
みんなの感想まとめ
視覚と美術作品の関係を深く探求する本書は、名画の解説を通じて私たちの脳がどのように視覚情報を処理するかを明らかにします。特に、実際の風景がミニチュアのように見える不思議さや、視覚の錯覚に関する解説が印...
感想・レビュー・書評
-
以前、本城直季の写真展に行き、説明を読んで驚いた。ミニチュアの都市の写真としか見えないのに、実際の風景を撮ったものだったからだ。ミニチュア(たとえばジオラマ)を撮って、実物のように見せることはあるが、その逆だ。実際の人間もミニチュアのように見えるから、なんとも不思議。さて、ここからが専門家の出番。脳は、どこでどうやって実物とミニチュアの区別をつけているのか?
本書は22の章と12のコラムからなる。書名通りに、視覚と美術作品についての専門的解説として読むこともできるが、少し肩の力を抜いて読むことも可能(私はそう読んだ)。月を指さして子どもと喜ぶ自分を描いた仙厓の「指月布袋」などについてのエッセイがそうだ。
「ドン・キホーテの画家」と呼ばれた安田謙についてのエッセイもある。イタリアで開催の個展で、作品の一部が到着せず、急遽現地のホテルでスクラッチ画を制作したという。臨場感あふれるエッセイ。それもそのはず、安田謙は著者のお父上。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文書がながく、めりはりがなく、さらに絵が小さくてわかりにくい。岩波の編集、構成の失敗か?
-
名画解説の新たな切り口としても面白かったが,どちらかというと名画を参考資料として目と脳の働き,心理状況の推移といった学問的なところが興味深かった.図もたくさん示されていてわかりやすかった.
著者プロフィール
三浦佳世の作品
本棚登録 :
感想 :
