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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784000253079
みんなの感想まとめ
介護保険制度の成立過程を70のエピソードで描いた本書は、さまざまな関係者の熱意と努力が結実した物語です。中央省庁や市民、地方行政、介護現場の人々、議員の動きが交錯し、制度の背景にある志を感じさせます。...
感想・レビュー・書評
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介護保険制度成立までの流れ(ストーリー)を70項にまとめ仕立て上げたもの。すでて現実にあったことなのだけど、書名に「物語」と銘打つだけのことはあるもので、非常に読み応えがあり、胸が熱くなるストーリーが連なる。中央省庁のお役人の動き、市民の動き、地方行政担当者の動き、介護の現場の人々の動き、議員の動き……こういったそれぞれの動きが混然一体となって介護保険制度に結実していった様が描かれている。そこにはそれぞれに志ある人々がいて、長い苦労と熱い熱意の末に今の制度ができたことが伝わってくる。そして、介護にまつわる問題を追い続け、様々な関係者とのネットワークを築き上げていた著者でなければ、この一本筋の通った読み応えのある物語は書けなかっただろう。
いろいろと問題も多い介護保険制度だけど、読んでみれば決して様々な利害関係者を考慮して折衷案としてまとまったものではなく、すくなくともそれ以上の一つ方向に向かおうとする思いのもとにあるのだと感じた。
医師でもあり、国会議員でもあった今井澄さんは、最晩年にこんなふうに言ったという。
「介護保険に色々問題があるのは確かだし、これですべての問題が解決するわけではない。けれど、この制度によって、日本の社会保障は、新たな次元の社会システムへと変革された。その本質的な変化を理解した上で、問題点を一つ一つ解決していけばいいんだ。日本の介護保険はドイツより格段に優れているのだから」
金言だと思う。深く思考してよりよい介護保険をつくり、被保険者の人々が幸せだと思える一生を提供できるようにしなければいけない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2020.05―読了
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筒井孝子
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物語というにしては話ごとに話題があちこちに飛びまくりなかなか読みづらい一冊。介護保険を取り巻く世界の全体像が見えづらく、物語がそのどのポイントを描いているのか掴めない。渦中にいた人達全てを紹介したい気持ちは理解できるが、構成に難あり。
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【読書その106】以前読んだ大熊由紀子氏の「物語介護保険上巻」を再読。今の立場で読むと読み方が変わる。80年代の老人病棟の問題等の介護保険誕生前の社会的な課題を考える。
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