もう一人の彼女 李香蘭/山口淑子/シャーリー・ヤマグチ 李香蘭/山口淑子/シャーリー・ヤマグチ

  • 岩波書店 (2019年3月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784000253246

作品紹介・あらすじ

戦時中、満洲で中国人女優として活躍した李香蘭、日本の敗戦を受けて日本人として活躍を始め、アメリカ・ハリウッドにも進出する。いくつもの名前を持つ彼女だが、戦中・戦後を貫いて持っていた本当の顔は? 残された自伝とさまざまな資料と突き合わせて浮かび上がってくる、新しい李香蘭像を描く。

感想・レビュー・書評

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  • <目次>
    はじめに
    第1章李香蘭誕生と父たち
    第2章幻の支那の夜を求めて
    第3章私の鷺とロシアン・コネクション
    第4章上海映画と彼女
    第5章李香蘭
    第6章田村泰次郎と彼女
    第7章シャーリー・ヤマグチの誕生
    第8章ノグチ・ヨシコの誕生まで
    第9章赤狩りのアメリカと彼女
    第10章香港映画の李香蘭
    あとがき


    YouTubeで、蘇州夜曲を見た。
    蘇州はいつの時代でも中国の人にとって、訪ねるべき
    場所であり、1930年代でも同じであった。
    画面には、その時代の李香蘭がいた。
    スパイであるとか、その真実は知らないし、支那の夜も
    見ていない。
    でも、そのモノトーンの画面の中には、国際的女優が
    いて、国際恋愛をしていた。
    ストーリーは、今よりもきっとグローバルであった。

  •  国内外での広汎な資料調査をもとに、李香蘭/山口淑子が残した3つの自伝の行間を読み込むことで、インテリジェンスの時代としての20世紀をしたたかに・しなやかに生き抜いた「彼女」の人生と拡散するイメージの双方とを浮上させようとした一冊。彼女の「父」たち――山口文雄、李際春、潘毓桂――の人脈との関わりや、引き揚げ直後の彼女の動向を示す大量の同時代言説、1950-60年代の香港・台湾・東南アジア華語文化圏における彼女の「復活」など、これまであまり知られていなかった彼女の複数の相貌が説得的に描き出されていく。李香蘭/山口淑子/シャーリー・ヤマグチの評伝としては、これが決定版になるのではないか。

  • プロフィール| 李香蘭(山口淑子) | 日本コロムビアオフィシャルサイト
    https://columbia.jp/artist-info/rikouran/prof.html

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    戦時中,満洲で中国人女優として活躍した李香蘭,日本の敗戦を受けて日本人として活躍を始め,アメリカ・ハリウッドにも進出する.いくつもの名前を持つ彼女だが,戦中・戦後を貫いて持っていた本当の顔は? 残された自伝とさまざまな資料と突き合わせて浮かび上がってくる,新しい李香蘭像を描く.
    https://www.iwanami.co.jp/book/b440424.html

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著者プロフィール

文芸・演劇評論家、大学講師など。宝塚関係の著作に、『宝塚──消費社会のスペクタクル』(講談社選書メチエ)、『宝塚というユートピア』(岩波新書)。最近の論文「GHQ占領期の宝塚歌劇」(『占領期文化をひらく──雑誌の諸相』早稲田大学現代政治経済研究所研究叢書26、二〇〇六年八月)、「宝塚歌劇の近代と脱近代」(仮題)(『國文学──解釈と鑑賞』別冊近刊)など。二〇〇七年二月に杉並区で宝塚をテーマに講演予定、どうぞよろしく。

「2006年 『宝塚アカデミア28』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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