吉田茂と岸信介 自民党・保守二大潮流の系譜

  • 岩波書店 (2016年7月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784000254694

みんなの感想まとめ

戦後政治史を代表する二人の政治家、吉田茂と岸信介を通じて、日本の戦後の歩みを深く理解できる一冊です。二人は対立する政治思想を持ちながらも、共通の目的である日本の復興を目指していました。吉田は経済復興を...

感想・レビュー・書評

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  • 戦後政治史を代表する二人を描いた本。吉田と岸は対立する政治思想だったが、お互いを認め合っていた。戦後日本を復興するという思いはどちらも同じ。
    日本の戦後史において、どちはも必要な人物であり、それぞれがその時の日本に必要な政治を進めたと思う。
    吉田の対米従属による経済復興優先的な政策があったからこそ、日本経済は成長し、その上で岸は米国からの自立を標榜できたのだと思う。
    どちらも非常に尊敬できる政治家。

  •  吉田茂と岸信介の二人の政治家から戦後政治を読み解く。

     自立軽視経済優先の吉田茂と自立最優先の岸信介。二人のこの思想的な対立は戦中にそれなりのポストにいた岸と終戦直後の日本づくりで表舞台に上がった吉田の境遇の違いが生んだ対立でもある。
     この対立軸で見ると戦後政治がすごくすっきりと入ってくる。岸信介の安保は対米従属ではなくどちらかといえば対米自立的な考えの対米対等を目指すというスタンスだったのだ。
     さらにこの対立軸から現在の安倍晋三政権までがつながっている。安倍晋三の思想が分かる一冊でもある。

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