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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784000255738
みんなの感想まとめ
異国の地、ブラジルのリアリティと理想像を交錯させた作品は、読者に深い郷愁を呼び起こします。美しい海岸やカーニバルの狂騒が文章を通じて鮮やかに描かれ、まるでその場にいるかのような臨場感を味わえます。著者...
感想・レビュー・書評
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高校時代の模試の現代文でこの人の文章が出題されていて気に入ったから買った本。今頃気が向いたから読んでみた。
外国人が思い描きがちな理想像と、留学した経験からわかる、よりリアリティのあるブラジルの姿を両方描写していてそれが面白い。文章だけで海岸の美しさとかカーニバルの狂騒が伝わってきた。ブラジル文学とかの話はちょいとしんどかったけど総じてよかった、そしてサウダージ(ポルトガル語、郷愁の意)を感じた。
昔問題文で読んだ記憶のある文章はなかったから違う本だったのかもしれない。
今は割と名著とかを読んで効率よく考えを吸収しているイメージあるけど、もう少し大人になったらニッチな本をたくさん読みたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
センチメンタル。むせ返るほどの感傷。いや、郷愁なのだろう。見たことも訪れたこともないリオを懐かしく感じさせるような。ヴァンドレー「さあ行こう、待つことは知ることじゃない。知る者は何かが起きるのを待たずに、行動を起こす」/数多くの音楽家と聴衆を巻き込んだムーブメントとしてのボサノヴァは1958/7/10に始まり、1964/4/1に終わりを告げた、後には、音楽のスタイルとしてのボサノヴァが残った、と。/当時の人々が、より政治性の強い、プロテストソングを熱烈に指示したのと対比され。/有名な、黒いオルフェ、原案者はそのオリエンタリズムに納得行かなかったようだが、見てみたい。/22歳の時小さなクラブで、Tristezaを聞いて、そうだリオへ行こうと思い立った著者。/「見えない雪は見える雪よりもきれいだよ」/ジョン・キーツ「耳に聞こえる音楽は美しい、だが聞こえない音楽はそれよりも美しい」にならって/セシーリア・メイレーリス「わたしたちの現在は、未来にふれるやいなや、それを過去に帰る。生とは、絶え間なく失うことである。生は、そのため、絶え間ない郷愁(サウダーデ)である。」/リオにいた時の思いを、繰り返し味わうかのような、それを本のこちら側にいても濃厚に伝わってくるような、心地よい読書体験。
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