歴史という皮膚

著者 :
  • 岩波書店
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 19
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000256575

作品紹介・あらすじ

第二次世界大戦前夜、ユダヤ・フリーメイソンリー陰謀説が渦巻くなか、世界平和を支える集団としてフリーメイソンリーを擁護した吉野作造。カントの世界平和構想を賞賛しつつ、自身の平和論の基礎には民族と天皇をおいた南原繁。私利追求の風潮が社会を覆うなか、人々が公益へと向かう道筋を構想した幕末・明治期の儒学者、横井小楠と元田永孚。ほかに福澤諭吉、中村哲ら、激動期にそれぞれの社会状況と格闘した思想家たちの姿を生き生きと描く。その思想の変遷を通して、日本におけるナショナリズムと皇室観の様相が浮かび上がる。

全1件中 1 - 1件を表示

プロフィール

東京大学法学部教授。1965年生まれ。専門は日本政治思想史。著書に『光の領国:和辻哲郎』 (岩波現代文庫、2010年)、『丸山眞男:リベラリストの肖像』(岩波新書、2006年、サントリー学芸賞)、『移りゆく「教養」』(NTT出版、2007年)、『「維新革命」への道: 「文明」を求めた十九世紀日本』 (新潮選書、2017年5月、書評掲載「日本経済新聞」(7/8)「毎日新聞」) 等。

苅部直の作品

ツイートする