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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000257848
作品紹介・あらすじ
イギリス社会において自分自身で考えるために必要不可欠とされる「書く力」。教科書のないイギリスの学校では、教師は創造性を駆使して、ごく早い段階からたくさんの量を書かせ、徹底的な指導をして、書く力を身につけさせる。いかに効果的に表現するか、正しい言葉をどう使うか、段落の区切り方や書き出し・締めくくりは適切かなど、全教科にわたっての懇切な指導を実際のノートをもとに紹介する。
感想・レビュー・書評
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このシリーズはどれも注目して読んでいる。前2作も非常に参考になった。この本もしばらく前に購入していたのだが、今回読み終えた。いろいろなヒントを得た。日々の授業に活かせるもの、制度の違いから克服せねばならないものなど、いろいろ考えた。良い本だ。
初等教育段階からスタディスキルをしっかり教えるのも良いことだと思う。日本にないのはまずはその点かな。
教科書のないイギリスでは、ノートが教科書代わりをするようにノートをしっかり作らせる。しかし、それがいいのだと思う。教科書というものの存在の是非を改めて考えさせる。
3冊合わせて読み直さなければならないなぁ。 -
著者の子供のノートをもとにしているので具体的。「書く前の指示は懇切丁寧、評価は厳しく。しかし成長した部分は認める」という教師の添削スタンスが印象に残る。国語だけでなく全ての授業で書くことが当たり前の雰囲気を作っていることも重要。
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