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Amazon.co.jp ・本 (302ページ) / ISBN・EAN: 9784000257923
みんなの感想まとめ
戦後日本と日米同盟の関係を深く掘り下げた本書は、現代の政治や経済における複雑な問題を多角的に考察しています。著者は、金融とITの融合がもたらす影響や、アジアにおけるアメリカの政策の本質についても触れ、...
感想・レビュー・書評
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丸善 本店
丸の内本店〜『問いかけとしての戦後日本と日米同盟』(岩波書店)刊行記念〜寺島実郎先生 講演&サイン会
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丸の内本店 3F日経セミナールーム
2010年12月2日(木)
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理工系の知で武装された金融付加価値の創出、象徴的にいえばITとFTの結婚。ネットワークITが進行しなければ成立しない金融ビジネスモデルが急速に拡大した。
バンドン会議は日本にとって日中国交回復への機転となった。
中国は外からの危機に対しては強いけれど、内からの危機、政治不安が起こると大変な混迷に至るという歴史的背景を持っている。アメリカのアジア政策の本質は分割統治。
アメリカを排除する形で東アジアの連携を図ろうとしても、かつてマハティール構想に激しく反発したように、ネガティブなエネルギーにさらされる。 -
現在の「政治・経済」を扱っている書はあまたあるが、やはり本書は読み応えがある。
「経済」における「直面する危機」や「政治」における「日米同盟」についての多くの考察は、著者が「脳力のレッスン」というだけに、どう考えたらよいのかという多くの指針を含んだものとなっている。
もちろんすべて全面的に賛同できる内容ばかりではないが、一般にマスコミで流される表層的な情報にとどまらず、確かに一段と深い考察であると思う。
著者の「立ち位置」は、かつては「右」と思われていた位置であるだろうが、世の中全体の価値観が右に移動した結果、今では「中道左派」になるのではないだろうか。
著者の主張は「大中華圏(グレーターチャイナ)」とあるように、一見「親中」にも見られるから、現在ではやや影響力も落としているかもしれないが、本書の日本の過去をも含んだ考察満載の「時評エッセイ」は、読者を多くの深い思考に誘ってくれるという意味でも高く評価したい。 -
雑誌『世界』の連載よりオンラインジャーナルを聴いていたので概要は理解していた。改めて活字で確認している。
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