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Amazon.co.jp ・本 (96ページ) / ISBN・EAN: 9784000257978
作品紹介・あらすじ
宮崎駿監督が、塚森の主トトロが喜んで住みそうな「懐かしい家」を訪ね歩いて、昭和30年代の面影を残す家と風景を、絵と文で綴った『トトロの住む家』。2010年7月に完成した宮崎監督デザインの公園「Aさんの庭」のイメージボード5枚とともに新たな写真、インタビューも収録した、増補改訂版。
みんなの感想まとめ
懐かしい家や風景をテーマにした本書は、宮崎駿監督が訪れた昭和30年代の家々を写真とイラストで紹介しています。木々に囲まれた古い家々の魅力は、どこか切なく、心に残る情景を描き出しています。読者は、実際に...
感想・レビュー・書評
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今にもトトロが出て来そうな場所,木々の緑に囲まれた古い趣のある小さな家の写真とイラスト。どこか懐かしくて切ない,後世に残したい昭和の情景。
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宮崎駿監督が訪ねた6軒の「懐かしい家」が写真とイラスト付きで紹介されている。
とても素敵な本。
文章とイラストからその家で時を過ごす幸せが伝わってくる。
今まで私の頭の中にあった良い家のイメージは、もしかしたらちょっと幼稚だったかもしれないなと思った。
いや、そもそも良い家のイメージって幼少期に住んでいた家や、何かでみた憧れの家から作られるものなのかもしれない。
私の場合はあらゆる媒体で見た憧れの家をくっつけ、美化し、妄想で育てた結果、自分でも何が何だか分からないことになっている。
憧れの家を現実に落とし込むのはほぼ不可能だろうと諦めモードだ。
では私にとっての「懐かしい家」ってなんだろう?
実際に住んだことがなくても、懐かしいと感じる家ってある。
実際に暮らしたことがなくても、懐かしいと感じる町はある。
錯覚だと言われたらそれまでだからなかなか口にし難いけど、懐かしいと感じる時のあの感覚は他にはないくらい甘美だと思う。
今の家もどこかに越したら、ことあるごとに懐かしく思い出すだろうか。
それはもしかしたら憧れの家よりも私を満たしてくれるのかもしれない。
この本の中で語られている良い家の定義には共感できるところも、私はちょっと違うかなと思うところもあった。
ただ、私の中の良い家の定義は想像していたよりずっと曖昧だということに気付いてしまった。
昔思い描いていた理想の住まいは私の中で輝きを失ってしまっていたかもしれない。
いつの間にか日々の便利や快適ばかりを求めていたような気がする。
家について、改めて考えたい。 -
パラパラめくっただけだけど、ひいおばあちゃん家のお庭とか縁側、廊下を思い出した。
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掲載されている家々には、住んだことのない“家”であっても、懐かしさばかりが感じとられる。家がその雰囲気を出しているのもあるかもしれないが、自身たちが経験してきた“家の記憶”のようなものが、懐かしさと同調しているのか。
かくも心地好い時間を、読める。 -
宮崎駿が気に入った家を訪れる。それだけで面白い。
庭づくりや家の造作などから見出される、宮崎駿ならではの「これがいい」というポイントに、こちらも思わず「いいですねえ」と応える。
思い入れに溢れるスケッチも素敵。 -
トトロが住みそうな家を訪ねては記された本。
丁寧なイラストも眼福でした。
共通して言えることは
“陽だまりのある家”ということかな。 -
アニメーション作歌の宮崎駿が、「となりのトトロ」に登場するトトロが住むような家を訪ね歩いた記録。宮崎手書きのイラストが添えてあるのがうれしい。今はすでに失われてしまっ家もあるという。この本のおかげで残されたという杉並区阿佐谷のA公園を訪ねてみたい。
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改訂前の元の本は1991年頃の内容。杉並区の公園に生まれ変わった阿佐ヶ谷のKさん宅の他は、代替わりして老朽化で今はもう残されていないのかも。縁側のある家、確かに贅沢ですね。
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宮崎駿が自ら街を歩いていいなと思った古い家屋を取材した様子をまとめた一冊。
私は北海道で生まれ育った生粋の道産子なので、この本に載っているような古くからの庭園を持つ日本家屋にはあまり馴染みがない。それなのに宮崎駿が描いた家と庭のイラストや文を見ていると、なんだか昔こういう家で過ごした事があるようなきになってくる。
昔ながらの家や庭は素敵だけれど、同時に修理や補強をできる職人も減っていると思うので昔の姿のまま残し続けるのは難しくなっていくのだろうなと少し寂しくなった。
ジブリ作品を観ても感じるのだが、宮崎駿が自然を掌握するのではなく、迷惑をかけたりかけられたりしながら自然と同じ土俵で共生していくことを理想にしているのだなと思えた。 -
私も他所のお宅の庭や門構えを見るのが好きなので(辞めた方がいいとは思う)、散歩しながら良い家だなァ!となっている箇所は共感しかなかった。住人の歴史を感じる古民家の楽しさは、不便と共存というのも分かる。その不便さを現代で貫き通すのが難しいというのも分かる。宮崎監督の気に入らない町並みは今後も広がっていくのだろう。
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宮崎駿監督がトトロが喜んで住んでいそうな古き良き懐かしい家を訪ね歩いてまとめたエッセイ。
昭和30年代の面影を残す家と風景。今の時代に実際住み続けるには苦労や不便も多大にあるが、それでもいいなと思う。家も庭も人と一緒にそこで時を刻んで生きている。本当に価値のあるもの、日本人の美意識ってなんだろと顧させられる。
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図書館本。どのお宅も上質な生活が垣間見える素敵なお家ばかり。憧れます。
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大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/555083 -
エッセイというか手記というか。手書きの絵と説明がとにかく素敵。
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途中少し入る イラストが良い。
「世の不思議」ただよわせる家がいい というのが宮崎駿らしい。
古い家の片隅にひっそりある 闇 に想像力を培われながら子供は成長し、豊かになっていくというのはとてもわかる、と思った。
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夏の闇
神々は場所にやどる -
挿絵目的で借りて読んだ。
昔ながらの家というのは確かに素敵だけど、暮らすには不自由で、その不自由さを自分が請け負うなら良いのだけど…家族に迷惑被る状態が、本当に良い家なんだろうか。 -
まだ田舎に来る前に買った本。
p.46からのOさん宅のイメージがいつも頭の中にあります。
植物の置かれた日当たりのいい広縁。
こんな贅沢な作りの家は 今はもうないでしょうね。
最近見つけた和風の売家が ほんとうにトトロが住んでそうなロケーションだったので、この本を探して読み返してみたのです。
宮崎駿さんのイラストも見事です。
決してベストな季節だけでない、葉が散った冬の庭の写真もあって、見事なエゴノキの茶色い枝ぶりが 家を包み込むように伸びている写真。
古い家は、植物や そこにやってくる生き物たちとともにあるのだなあと実感します。
ソファと書物で埋め尽くされている応接間は、先のミニマリストさんの生活とは正反対だけれど、これはこれで落ち着くんだよなあ、不思議と。
私はこういう家に住みたいんだと 改めて思いました。
トトロと一緒に。 -
宮崎駿さんが、東京近郊、阿佐ヶ谷から吉祥寺近辺のトトロが住みそうな面影の家を訪ね、それを紹介する本。
ここに出てくる家は、みなどこか懐かしく感じます。平成の世になってたてられた、どこか同じ作りの箱のような家ではなく、古くても丁寧に作られている建物。
また、庭も一見手が掛けられていないように見えても、大事にされている。また長い時間を掛けて、緑の生い茂る空間が出来上がっている、まさにとなりのトトロに出てくるような家ばかりでした。
現代的で機能的な家に住むより大変なところも多いのですが、紹介されている7軒の家はとても素敵でした。
増補版で、ここに紹介された家の1軒が公園に生まれ変わっていることが書かれています。
家の持ち主だけでなく、地元の自治会や町内会、それから、家があった杉並区がこの素晴らしい風景を守っていきたいと考え、行動した点が素晴らしいなと感じました。
時代を超えて、素晴らしいと感じるもの、心地よいと感じるものを残すというのは素敵です。是非、この本で紹介された公園に行ってみたいです。 -
もう壊して立て直してしまった実家を思い出した。鶏を飼っていて、物置小屋のある昔の平屋。庭に父お手製のブランコがあったり。井戸もあったな。今もう一度暮らしてみたい。
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