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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784000257985
みんなの感想まとめ
教育や社会の問題を深く掘り下げた本書は、戸塚ヨットスクールの現在とその背景に迫ります。驚くべきことに、スクールは今も存在し、そこで起きた事件や不登校の子どもたち、ニートの若者たちの実情を通じて、私たち...
感想・レビュー・書評
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戸塚ヨットスクールが今も存続していることは単純に驚きだった。しかし、本書を通して知ったのは、戸塚ヨットスクールが引き受けている、メディアを含めた日本社会の問題であり、自分自身のライトな残酷さだった。世界で最も富裕な日本国においても、生の人間の生の問題が、うち捨てられ、さまよっている。勇気と真理は区別しなければならないが、結局の所エヴィデンスなき信念に頼っている状況がある。これは「宗教」に対する本質的な問いかけではないだろうか。
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まだ存在していたとは知らなかった
やりたいことは解らないでもないがでも違う気がする -
いまだに存在していた。一方的な報道とは別の側面があるようだ。
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小学生時代に「戸塚ヨットスクールで鍛えて貰った方がえぇかもな」と言われて猛烈な恐怖感を覚えたことを思い出し、手に取った。
「訓練で人間が変わっていくのを間近で見られるのは、やり甲斐であり、他の仕事にはない魅力ですよね」P62 …コーチや戸塚氏の談話としてこのような記述が随所に見られるが、長年の間に形成された人格を短期間で大きく変化させようなどというのはおこがましい限り。スクールに戻される恐怖心から「改心した」フリをして親や学校や会社の期待通り「従順に」行動する技術が身に付くだけだ。
「不登校や不就労は悪である」という「常識」に縛られて親も子供も苦しんでいる現実が垣間見える。しかし自由に考える力を奪い、生まれ持った個性を潰し、人権を踏みにじる「教育」など受けたくないと考え、それを行動に移す勇気のある者が「問題児」なのだろうか?懲役労働を拒否することが「更生」を必要とするほど異常なことなのだろうか?
このようなことを考えさせられるきっかけとなったので紐解いて良かったとは思うが、実は3分の2まで読み進んだ時点でギブアップ。不登校や引きこもりの方は読まない方が身のためかもしれない。
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