戸塚ヨットスクールは、いま――現代若者漂流

制作 : 森 達也  吉岡 忍  名取 弘文 
  • 岩波書店
3.25
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000257985

作品紹介・あらすじ

「戸塚ヨットスクール事件」から三十年。体罰は封印され、訓練生も、かつての非行少年から、いまは引きこもりやニートなど二十代が半数を占める。長期取材をもとに、戸塚校長の実像とスクールの現状に迫る、ドキュメンタリー映画「平成ジレンマ」を書籍化。漂流しつづける若者、家族…。そこには現代社会の縮図が浮かび上がる。

感想・レビュー・書評

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  • まだ存在していたとは知らなかった
    やりたいことは解らないでもないがでも違う気がする

  • いまだに存在していた。一方的な報道とは別の側面があるようだ。

  •  小学生時代に「戸塚ヨットスクールで鍛えて貰った方がえぇかもな」と言われて猛烈な恐怖感を覚えたことを思い出し、手に取った。

     「訓練で人間が変わっていくのを間近で見られるのは、やり甲斐であり、他の仕事にはない魅力ですよね」P62 …コーチや戸塚氏の談話としてこのような記述が随所に見られるが、長年の間に形成された人格を短期間で大きく変化させようなどというのはおこがましい限り。スクールに戻される恐怖心から「改心した」フリをして親や学校や会社の期待通り「従順に」行動する技術が身に付くだけだ。

     「不登校や不就労は悪である」という「常識」に縛られて親も子供も苦しんでいる現実が垣間見える。しかし自由に考える力を奪い、生まれ持った個性を潰し、人権を踏みにじる「教育」など受けたくないと考え、それを行動に移す勇気のある者が「問題児」なのだろうか?懲役労働を拒否することが「更生」を必要とするほど異常なことなのだろうか?

     このようなことを考えさせられるきっかけとなったので紐解いて良かったとは思うが、実は3分の2まで読み進んだ時点でギブアップ。不登校や引きこもりの方は読まない方が身のためかもしれない。

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