随筆 辞書を育てて

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 26
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000258456

作品紹介・あらすじ

江戸の空気が濃厚に残る大正末年の浅草に生まれ、昭和から平成の言葉の変化を見つめ続けてきた国語辞典編纂者の随筆。時には軽妙洒脱に、時には厳しい批判を加えながら時代を写し取る。東京散策の案内も含んだ、小粋な五〇篇。

感想・レビュー・書評

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  • 岩波書店のPR(編集者からのメッセージ)
    「紛れもない新刊書籍ですが、「旧仮名遣い」で書かれた本です。現代仮名遣いを採用しないわけは、岩波新書の『曲り角の日本語』の「前説」をお読みくださればわかるのですが、「筋が通らない」仮名遣いだから。昔を知らない世代からすると「頑固」に見えますが、「はは」の年老いたのが「ばば」なのと並行して「ちち」の年老いたのは「ぢぢ」であるべきなのだ、などと説明されていくとなるほどと納得します。先生の言葉へのこだわり(これも意味に変化のあった語の一つですが)があふれた随筆集。「その筋」の人って昔はどんな人だったのか? というような言葉の意味の変化や、東京の昔の地名や昭和初期の下町の雰囲気に心ときめく人にはぴったりです。」

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