惜櫟荘だより

  • 岩波書店 (2012年6月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784000258463

感想・レビュー・書評

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  • Asian Reading アジアの活読
    『惜礫荘だより』佐伯泰英 岩波書店
    せきれきそう と読みます。レキは、糸偏。戦時中の物資不足の中、京都から材料を取り寄せて熱海に建てた別荘を修理した記録は、図書連載だったそう。稀代の本読み 児玉清もここに来たことあるんだそう。
    http://saeki-bunko.jp/hitorigoto/index.html

  • 惜櫟荘は1941年に建てられた岩波書店の創始者岩波茂雄の別荘で、建築家吉田五十八の設計による名建築です。たまたまその隣に仕事場を構えた著者は、私財を投じてこの建物を譲り受けて保存修復を行うことになります。本書では、解体・修復を通して施主のこだわりと建築家の細部に至る創造性、そして職人の高度な技術に出会い魅了されていくようすとともに、建物を後世へ受け継ぎたい思いが綴られています。また、著者の若き日のスペインでの思い出なども並行して記され、ひとつの建物が場所と時間を横断してつくりだす物語が描かれています。 (本学教員 推薦)

    ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00521332

  • (欲しい!)

  • 現在の惜櫟荘にまつわる諸事と、スペイン時代の回想を織り交ぜるように交互に書くやり方についていけたら面白いと思う。自分はついていけずにもっぱら前者だけ熱心に読んで後者はさっと流してしまったので。

  • 素晴らしい建築を保存修復する過程と、その建築の歴史、著者の昔話など…興味深く面白かった。
    下世話な庶民の話としては、マイホームに夢広がる家人に対し「家はなぁ〜メンテナンスやねんぞ」←特にコレ‼︎「家は固定されるけど、家族は有機体だからMAX必要な部屋なんて必要な時期は限られるし細々と手入れしながら暮らしていかなあかんねんぞ」と夢を奪う私の発言を裏打ちする本⁈要は、日々の使い方・ケアとお金があれば良いだけの話なんですが。

  • さらっと読む。
    出会いの妙。

  • 星4つ

  • イベント情報 岩波書店「惜櫟荘ものがたり」BS朝日にて放映(5/26)
    1945年に、岩波書店の創業者岩波茂雄が言論統制による逮捕を覚悟して、身を養うべく熱海に建てた別荘「惜櫟荘」。設計した名建築家吉田五十八(旧歌舞伎座、吉田茂邸などを設計)とのぶつかり合いから生まれた名荘です。
    建物は既に岩波書店の手を離れていますが、近年売却解体されるとの報に触れて、時代小説などで人気を集める作家佐伯泰英さんが私費を投じ、惜櫟荘を購入、管理保存なさっています。
    その解体から復元までを追ったドキュメンタリーが5月26日に放映されます。

    惜櫟荘ものがたり~岩波茂雄と吉田五十八
    放映予定 5月26日(日) 21:00~22:54
    放送局 BS朝日(衛星5チャンネル)
    番組HP http://www.bs-asahi.co.jp/sekirekiso/

    岩波書店のPR
    「1941年、岩波茂雄は静養を目的とし、熱海に惜櫟荘を建てた。建築家・吉田五十八が手掛けたこの名建築を、著者は縁あって譲り受け、後世に残すべく修復保存を志す。設計図もない中、手探りで解体・復元作業が進められ、やがて趣向に満ちた創造性が明らかになる――興味深いエピソードも交え、惜櫟荘完成までをつぶさに綴る。 」

  • 建築家吉田五十八が岩波茂男の要望を受けて建てた名建築の惜櫟荘。
    それを引き継いだ著者が復元再生に取り組んだ過程をエッセイとしてまとめた1冊。時代小説作家の日常とかつてカメラマンをしていた時期の堀田善衛夫妻はじめさまざまな人たちとの交流なども書かれていて興味深い。
    後世に遺すという意志をもって一個人が取り組む、その心意気に対して★5つ。

  • 20121123 時代小説以外は初めて読んだ。エッセーとして、また、作者の歴史も楽しめました。良い本だと思います。

  • 建築にカテゴライズしたけれど、直接的に建築の話はでてこない。

    名建築家吉田五十八が建て、岩波茂雄が住んだ熱海の『惜櫟荘』。時代小説の第一人者である佐伯泰英がそこを手に入れ、修繕する話であるが。。。

    惜櫟荘を巡る吉田五十八、岩波茂雄、佐伯泰英の思い出が交錯し、惜櫟荘ゆかりの人々の思い出が語られ、そこに佐伯の若かりし頃の思い出が差し挟まれる。惜櫟荘とヨーロッパ時代の佐伯の思い出。一見なんの脈絡も無いこの二つの糸が絶妙に絡み合い、話はすすむ。

    う〜〜ん、なかなか説明が難しい本だ(笑)

  • 文庫書き下ろしという形で一気にブレークした著者が、仕事場にと求めた地で、岩波書店の創始者が作った別荘と出会い、完全解体修復していく過程に、売れなかった時代の著者がスペインで、日本人の高名な作家やカメラマン〈だったよな?〉の雑用係として過ごした日々が織り交ぜられて描かれる。
    少し読みにくい形態だが、この別荘とであった著者がまだ大ブレークといえるほど作家としての地位が安定していなかったときに、ものすごくお金がかかる〈絶対!〉、しかも自分が住むことが前提にない家に手塩をかけた理由が、過去にあるのかもしれないと、読み終えて思った。
    すなわち、お金があったらすべきこと!の第一に文化財の私的な保存があり、また、後進の育成、があり両者は似ている、と考えたのではないだろうか。
    直感的に。
    もちろん、吉田五十三設計の、建物にほれ込んだというのがあるだろうけれど。
    本当に美しい。
    ああいう建物は、住みたいし、作ってみたい。お金があったら!(笑)

  • 岩波茂雄が施主、吉田五十六の設計した熱海の別荘の解体修復物語と、引き受けた新しい施主である著者のこれまでの軌跡、例えば堀田善衛やグスタボ・イソエなどとのスペインの思い出などが織り成して読み応えある。

  • 冒頭の昭和30年前後の熱海については映画「東京物語」を思い出す。昔、プラド美術館の「ゴヤ」を見て、その後、堀田善衛氏の「ゴヤ」を読んだことを思い出す。パリからの帰りの車の話があるが、読んでいる自分も緊張してしまった。

  • 佐伯泰英が熱海に買った仕事場のお隣が岩波雄三が建てた別荘・惜櫟荘だった。凝った造りの惜櫟荘だが、今は使う人も無くいずれは取り壊されるだろうと聞き及び、管理人を申し出る。
    自身の前立腺ガンの発見と治療の間にも、惜櫟荘は解体・復元されていく。そのいきさつと、自身の周辺の出来事やカメラマンだった頃の堀田義衛夫妻との思い出などなど。

    岩波のPR誌「図書」に連載していたもの。
    佐伯泰英と岩波書店、結びつかない取り合わせなところが、興味をひかれる。

  • 佐伯泰英と言えば文庫の時代小説の代表作家で、書店の本棚に溢れんばかりの勢いで書下ろしを出している売れっ子小説家というのは流石に一冊も読んだことの無い私でも知っている。その彼が熱海に住まいを買い求め、住み始めて暫くした処、隣家が売りに出されることになったのを知り、それを買い求め改築に到る顛末を書いたのが本書。

    立派な隣家というだけの認識だったようだが、良く聞いてみると岩波書店の創始者である岩波茂雄が戦前に物資窮乏のなかでも最高の材を尽くして建築した見事な日本建築家屋でその名を「惜燦荘(せきせきそう)」と云う。これだけの立派な建築をこのまま朽ち果てるに任せるには忍びなく、かといって安易な建替えも勿体無いということで、出切るだけ建築当初の姿を残す保存修復を試みることと決心する。とは言え、「言うは易し、行うは難し」を地でいくような苦労の連続のようで、それは読んでのお楽しみ。

    建築修復の記録ではあるが、佐伯の若き時分、スペインで師として仕えた永川玲二や堀田良衛との生活について回顧している部分も少なからずあり興味を覚えるところだ。これを機に一度は佐伯泰英を読んでみようかなとも思う。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

佐伯泰英の作品

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