私だけのふるさと 作家たちの原風景

  • 岩波書店 (2013年3月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784000258906

みんなの感想まとめ

作家たちのふるさとをテーマにした本は、彼らの背景や記憶に触れながら、独自の視点から故郷を描き出しています。作品では、作家の想像力が生まれ育った環境にどのように影響されているかを知ることができ、読者はそ...

感想・レビュー・書評

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  • 毎日新聞夕刊に、2008年から2012年の間に連載されていた、作家さんのふるさとの紹介が、須飼秀和さんの絵とともにまとめられた本。

    私はあまり多くの作家さんを知らないけれど、作家さんの想像力は、たしかに生まれ育った環境の影響を受けているんだろうと思う。その記憶について少し教えてくれる機会はあまりないから、興味深かった。あらためて、作家さんの描くストーリーの情景と、私が読んで描くものは、まったく異なるものなんだということに気付いた。

    もちろん読み手それぞれがそれぞれの想像を持つのだけれど。

    場所もだけど、世代の違いも大きい。そんな幼少期を経験した友だちはいないし。


    ふるさと、と呼べるような空間も、減ってきていると思う。

    都市化すると記憶も想像力も均一化するのかな。大人になってから逆移住みたいな流れがもっとできたりするのかな。ふるさと納税化するふるさとの行方は…。

  • わたしは東京生まれ東京育ち、おまけに祖父母も親戚も皆東京なので故郷的なのにすごく、ものすごく憧れて育ちました。同じく道尾秀介さんが東京生まれなようで、故郷って田舎なのが全てじゃないなーと今更ながらはっとしたり。好きな作家さんたちのそれぞれのふるさと、楽しかったです。

  • ふむ

  • もともとは毎日新聞の夕刊に掲載された作家さんの故郷の思い出を40名分まとめたもの。
    エッセイというよりは聞き書きで、そこに須飼秀和さんが、作家の語る思い出からイメージを膨らませた挿絵が併録されている。
    瀬戸内寂聴さんのように、故郷を追われるようにして都会に出てきて、(現在は名誉市民や県民栄誉賞を受けて優遇されて、考えも変わったものの)ずっと自分を疎外してきた町を恨みに思っていた人もいるけれど、たいていの人は、幼少期あるいは思春期を過ごした場所が、今の作家人生に大きな影響を与えている。
    東京出身は北区の道尾秀介さんだけ。古川日出男さんが、福島県郡山の椎茸専業農家の次男で、子供の頃は椎茸畑の手伝いをさせられていたというエピソードが印象に残った。

  • 様々な顔ぶれの作家40人が、それぞれの幼少期の思い出や故郷を綴った回想集。
    故郷での暮らしが直接今の仕事に繋がっていたり。
    有川浩さんは高知県出身。「県庁おもてなし課」を読むと故郷への思いを感じられる。そして小学校の時担任の先生がお話を書く「物語クラブ」というのを作ってくれたらしく、そこで文章を人に見せることを初めて意識したとのこと。それが今の原点になっているようだ。
    自分は生まれてこのかた東京のため、故郷の持ちネタとか全くないので、少しうらやましかったりする。方言使う友達とか可愛いな、と思うしね。

    須飼秀和氏の挿画が結構味があって良かった。ここは、カラーにして正解だったね。

  • 作家が生まれた故郷について語っているという
    ただそれだけの内容。
    その人の主観だけ、とはいえ、何だか行きたくなってしまうような
    そんな気分にさせてくれます。

    北は北海道、では南は沖縄? と思ったら九州どまり。
    頼める人に沖縄の作家さんがいなかったのでしょうか?
    その代わり(?)国外が…。
    これはこれですごいです。

    ほぼ、と言っていいくらい絵もついていて
    それがそこに行ったかのような、そんな錯覚を
    させてくれるのかもしれません。

  • 914.68
    作家たちの原風景

  • 「絵」がすばらしい
    一葉ずつゆったり見ているだけでも楽しい
    その一葉のそれぞれに
    ゆかりの作家さんたちの「文」が寄り添ってくれている
    もちろん、「絵」が寄り添っているという読み方もできますよね。
    そして
    幼い日のことが描かれた「文」「絵」はたまらなく愛しい

    ぜひ 続編を出してもらいたいものです。

  •  それぞれの故郷についての思い出のショートエッセイなんだけれど、新聞に連載できる長さのせいか、短すぎてどうにも目が滑る。好きな作家さんや興味のある作家さん以外は読みにくい。
     ふるさとのほかにもう1テーマくらい絞られていると読みやすかったんじゃないかしら。

  • いや、これは、めっちゃいいです!とりあえず、好きな作家さんのとこだけ読もうと思っていたのですが、最初から一気に読んじゃいました。というか、読まずにはいられませんでした!いやー、堪能、堪能。大満足です♪

  • 作家たちの、自分のふるさとへの思いが、作家ならではの言葉で語られている。とても読みやすく、自分のふるさとへの思いや情景に浸ることのできる本です。癒されますのでぜひ読んでみてください。
    (教育学部 国語専修)

  • いろいろな作家の方々が、自分の故郷に
    ついて書いたエッセー

    挿絵が気になったので買って読みました。
    内容はともかく。すぐ読めます。

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