沖縄の自立と日本――「復帰」40年の問いかけ

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000259095

作品紹介・あらすじ

沖縄の「復帰」とは何だったのか。人びとの切実な願い「平和憲法の下への復帰」であったはずの施政権返還から四〇年が過ぎた今、変わらぬ米軍基地の重圧と構造的差別の現実を前に、「復帰」の意味を根底から問い直し、真の自立を模索する論議が高まっている。沖縄を代表する四人の論客が、沖縄の自立への展望とアジアの中での未来像を熱く語る。

感想・レビュー・書評

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  • 法大の教授だった!沖縄文化研究所なんてものがあるのか

    これは沖縄サイドの話
    基地問題や尖閣諸島問題の話など、読んだ後でも難しくわからないけれど知るいいきっかけになった
    ひとつの物事でもいろんな視点、立場があるのだということを改めて知る
    沖縄の問題は日本の問題だ

  • ざっと読みでは足りない。真剣に向き合わないと。

  • 本編はナナメ読み、さいごの対談をしっかり読んだ。
    沖縄の現状がよく理解できた。
    さて、独立はするのか?

  • 40年以上も耐えて来ているコトになるのですね、、、

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    「「復帰」とは何だったのか。沖縄の人びとの切実な願い「平和憲法の下への復帰」であったはずの施政権返還から40年が過ぎた今、変わらぬ米軍基地の重圧と構造的差別の現実を前に、「復帰」の意味を根底から問い直し、沖縄の真の自立を模索する論議が高まっている。沖縄を代表する四人の論客が、沖縄の今とこれからについて熱く問いかける。」
    『沖縄の自立と日本 「復帰」40年の問いかけ』moreinfo
    https://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0259090/top.html

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著者プロフィール

1925年、沖縄県久米島に生まれ。1945年、沖縄師範学校在学中に鉄血勤皇師範隊の一員として沖縄守備軍に動員され沖縄戦に参加、九死に一生を得て生還。戦後、早稲田大学を卒業後、米国シラキュース大学大学院でジャーナリズムを学ぶ。修了後、琉球大学社会学部で教授として研究・指導を続ける。1990年、沖縄県知事に就任、2期8年務め、平和・自立・共生をモットーに県政を行う。「平和の礎」や「新沖縄県立平和祈念資料館」「沖縄県公文書館」などをつくった。2001年、参議院議員(1期6年)。知事退任後、大田平和総合研究所をつくり平和研究を続ける。現在は同研究所をもとに設立した特定非営利活動法人・沖縄国際平和研究所理事長。

「2014年 『辺野古に基地はいらない!オール沖縄・覚悟の選択』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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