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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000259897
感想・レビュー・書評
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奥平康弘・山口二郎編『集団的自衛権の何が問題か』岩波書店、読了。本書は20人の識者による集団的自衛権批判の書。「解釈改憲批判」(副題)の通り、その手法と説明の論理的破綻を突く。「解釈変更で既成事実を作り、中身を無意味化し、そのうえで憲法改正を狙う」現政権のあり方を根源的に批判する一冊。
本書は次の3つの角度、1.安倍政権は何をやりたいのか 2.立憲主義の破壊 3.国際環境の変化と集団的自衛権、で検証し、丹羽宇一郎、村上誠一郎、北澤俊美のインタビューを収録、巻末に関連資料を収録する。
「憲法九条の解釈はいくつかの議論がある。その違いを超えて、憲法に基づく政治を守るために、安倍政権による憲法泥棒を許してはならない」(山口)。本書は六月に緊急出版。危機を憂える市民の戦う武器になる一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【由来】
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【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
・選ばれるということは、その人間の好きなようにしてよいということではない。権力の私物化は許されるものではない。(山口二郎)
【目次】
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