夢と遊び (現代日本文化論 10)

  • 岩波書店 (1997年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784000261302

みんなの感想まとめ

夢と遊びがどのように現実と結びつき、互いに支え合っているかを深く考察する内容が展開されています。過去から現代にかけての「夢」の認識の変遷や、科学技術によって実現された夢と、今後の社会で重要になる次世代...

感想・レビュー・書評

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  • ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA31314776

  • 今と昔どのように「夢と遊び」に対する認識が変わっていったのか、様々な視点で考察している。以下、自分の考え。

    昔語られた夢で現代の科学技術によって叶えられたものもあるが、それはいわゆる「今を生きる」という表現上に成り立つ単層化した現代社会において単純に叶えることのできた夢である。
    現代の科学技術においても叶えることのできない夢、つまり次世代または死後の世界に託すような夢と言うのが、これからの社会大切になってくるのではないだろうか。『遊ぶ』ということはその大切な夢を実現するために必要な行動であると思う。これは単純にマニュアル本を持ってルールを知り、動くような「遊び」ではないと考えたい。

  • 98

    哲学者から辻仁成、天野祐吉まで幅広い執筆陣だが、抽象的なテーマだけにうまく絞りこめたかどうか。

  • 夢と遊びという非現実的なものが,実は現実的なものと深く関わり,たがいに支えあっている.日本文化が本来もっていたそうした特質は今どのようにかわろうとしているのか.さらに夢と遊びが人間の創造性や宗教性とかかわっていた側面を考察し,現代に生きることを深く問う.【執筆】天野祐吉・磯崎新・伊部京子・今道友信・野村万之丞・平尾誠二・鷲田清一・渡辺えり子・他

    どの論文もおもしろい。特に地方出身者かつネットに関わる仕事をしている自分にとって、磯崎新の「都市のみる夢」は非常に興味深い。
    (ベンヤミン、コルビュジェ、見えない都市)

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著者プロフィール

1934年、東京生まれ。大学卒業後、松竹入社、助監督を務める。独立後、数々のTVドラマ脚本を執筆。作品に「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」他。88年、小説『異人たちとの夏』で山本周五郎賞を受賞。

「2019年 『絶望書店』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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