現代日本文化論〈10〉夢と遊び

制作 : 河合 隼雄  山田 太一 
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000261302

感想・レビュー・書評

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  • 今と昔どのように「夢と遊び」に対する認識が変わっていったのか、様々な視点で考察している。以下、自分の考え。

    昔語られた夢で現代の科学技術によって叶えられたものもあるが、それはいわゆる「今を生きる」という表現上に成り立つ単層化した現代社会において単純に叶えることのできた夢である。
    現代の科学技術においても叶えることのできない夢、つまり次世代または死後の世界に託すような夢と言うのが、これからの社会大切になってくるのではないだろうか。『遊ぶ』ということはその大切な夢を実現するために必要な行動であると思う。これは単純にマニュアル本を持ってルールを知り、動くような「遊び」ではないと考えたい。

  • 98

    哲学者から辻仁成、天野祐吉まで幅広い執筆陣だが、抽象的なテーマだけにうまく絞りこめたかどうか。

  • 夢と遊びという非現実的なものが,実は現実的なものと深く関わり,たがいに支えあっている.日本文化が本来もっていたそうした特質は今どのようにかわろうとしているのか.さらに夢と遊びが人間の創造性や宗教性とかかわっていた側面を考察し,現代に生きることを深く問う.【執筆】天野祐吉・磯崎新・伊部京子・今道友信・野村万之丞・平尾誠二・鷲田清一・渡辺えり子・他

    どの論文もおもしろい。特に地方出身者かつネットに関わる仕事をしている自分にとって、磯崎新の「都市のみる夢」は非常に興味深い。
    (ベンヤミン、コルビュジェ、見えない都市)

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