岩波 新・哲学講義 (6)

  • 岩波書店 (1998年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (254ページ) / ISBN・EAN: 9784000261968

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  • 川本隆史の誌上講義では、「共生」というテーマに関連するさまざまな思想家たちの考察が紹介されています。竹内敏晴、花崎皋平、石原吉郎らの仕事がとりあげられるほか、ギリガンのケアの倫理学や、教育、臨床、エコロジーに関する諸問題が扱われています。ややとりとめのない印象もありますが、「共生」というテーマを中心に、さまざまな議論が緩やかにつながっていくことを実感することができたように思います。

    四つのセミナーは、三品(金井)淑子、鄭暎惠、金子郁容、中村尚司が担当しています。三品(金井)は女性の視点から、鄭は定住外国人の視点から、日本社会の問題を論じています。金子は、経済学の合理的人間観の狭さを批判しつつヴォランティアに見られるような「弱さ」のネットワークの可能性について考察をおこない、中村は「共生」というテーマの広がりを活かして生態学から地域主権までの諸問題を一つのまなざしのもとに捉えようとしています。

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著者プロフィール

1951年生まれ。東京大学・東北大学名誉教授。専攻は社会倫理学。
著書に『現代倫理学の冒険』(創文社),『ロールズ─正義の原理』(講談社),『忘却の記憶 広島』(共編,月曜社)ほか。訳書にロールズ『正義論』(共訳,紀伊國屋書店),ギリガン『もうひとつの声で』(共訳,風行社)ほか多数。

「2025年 『ひろひと天皇年代記 一九四五年八月ヒロシマ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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