名人とは何か (落語の世界 2)

  • 岩波書店 (2003年7月10日発売)
3.67
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 21
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784000262996

みんなの感想まとめ

落語の魅力とその文化的背景を深く探る内容が展開されており、江戸中期から続くこの庶民的な話芸の多様性を楽しむことができます。対談やインタビュー、資料の復刻などが豊富に収められており、特に小沢昭一や桂文珍...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • <閲覧スタッフより>
    「落語」とは?
    江戸中期に始まった庶民的な話芸。 人情ものや怪談ものなど、様々なカテゴリがあり、噺の最後に「落ち」と呼ばれる結末がつくため、「落語」と言われます。 また、同じ噺でも噺家によって違ったりと、色々な楽しみ方があります。

    --------------------------------------
    所在記号:779.13||ラセ||2
    資料番号:10154578
    --------------------------------------

  • 請求番号:779.13/Nob/2

  • 冒頭の小沢昭一、池内紀、野村万之丞の対談、それから復刻資料の正岡容の論説、そして桂文珍のインタビューに資料的価値があり面白い。

    但し、本書本来の目的である「落語評論」という面ではどうか。落語をめぐってさまざまな社会学的考察などを試みているが、いずれも借り物の(社会学の)理論を表層的に落語に当てはめるといった感じで面白さも迫力も感じられない。

    確かに社会学の知見などを援用するのは悪いことではない。しかしそれは「落語」を研究する中から特定の現象をあぶり出した後に行うべきこと。研究が十分でない中で類似概念/現象を社会学方面から単に借りてきて論じるといったやり方で落語を論じることができるとは思えない。紙幅の都合もあるとは思うけれど、「論」に期待して読んではがっかりすることになると思う。

    ・〈座談会〉名人とは、芸とは
    ・名人芸の言語空間 - 志ん朝と枝雀 - (野村雅昭)
    ・桂枝雀の演じた新作落語 (小佐田定雄)
    ・「落語家になる」とはどういうこと (大友浩)
    ・上方落語噺家とタレントとの境界 (戸田学)
    ・落語をめぐる文化論 (寺脇研)
    ・三十年代黄金期の落語 (橘左近)
    ・含笑長屋の名人たち (関山和夫)
    ・資料復刻正岡容「圓遊研究鼻の圓遊と「道楽世界」」 (山本進)
    ・〈インタビュー〉桂文珍
    ・落語に関する書籍ガイド (大友浩)
    ・落語CD・DVDガイド (草柳俊一)

  • 080511

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1984年、熊本大学文学部史学科卒。
1989年、名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。
北九州大学(現・北九州市立大学)商学部専任講師、
北九州市立大学経済学部助教授を経て、
2006年より北九州市立大学外国語学部教授。博士(歴史学、名古屋大学)。

主要論著
『清代財政史研究』汲古書院、2002年
『清代社会経済史』創成社、2002年
『清代の市場構造と経済政策』名古屋大学出版会、2002年
『明清時代の商人と国家』研文出版、2002年
『環渤海交易圏の形成と変容』東方書店、2009年
『大清帝国と朝鮮経済』九州大学出版会、2014年

「2018年 『朝鮮後期財政史研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山本進の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×