子どものリアリティ学校のバ-チャリティ (フォーラム共通知をひらく)

著者 : 浜田寿美男

• 岩波書店 (2005年12月21日発売)

感想・レビュー・書評

[たえさんの感想 · 2009年7月21日]

佐世保の事件から、その背景にある「学校という場のリアリティの喪失」を論じている。
生活から切り離された「学び」。
共有するものの持てない友達関係。

「本物（＝リアル）」というのがいかに大事かということを思い知った。

[奥宮離宮さんの感想 · 2006年9月29日]

分類＝子ども・若者・少年犯罪・生活・学校。０５年１２月。

著者プロフィール

1947年生まれ。発達心理学・法心理学者。現在、兵庫県・川西市子ども人権オンブズパーソン。発達心理学の批判的構築をめざす一方、冤罪事件での自白や目撃の心理に関心をよせ、それらの供述鑑定にも関わる。「自白の心理学」「子ども学序説」(岩波書店)「「私」とは何か」(講談社）ほか著書多数。

「2012年 『子どもが巣立つということ　この時代の難しさのなかで』 で使われていた紹介文から引用しています。」