ケアのゆくえ 科学のゆくえ (フォーラム 共通知をひらく)

  • 岩波書店 (2005年11月22日発売)
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 18
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784000263436

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 対談・インタビュー記事が中心になっているという構成が、実は「『ケア』論向き」でいいのかもしれません。対談自体の内容は、おおむねおもしろいものでした。しかし、それらを受けて展開される「ケアのゆくえ」についての展望が、、「日本の風土の中で生まれた日本の伝統的なスピリチュアリティ」とかいう、いまとしてはナイーヴすぎる「文化」観に基づいたものであるために、「いったいだれのために論じられているのか」というギモンを禁じ得ないものになっています。つまり、「大多数の人=『中流』の人=フツーのニホンジン」のための論でしかない、と思えるのです。例えば要介護の在日外国人の存在は、著者の視界の中に入っていないのではないでしょうか? その点が、本書に対する私の評価を大幅に低くさせています。(20060129)

  • 分類=ケア・科学。05年11月。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

広井 良典(ひろい・よしのり):1961年生まれ。京都大学人と社会の未来研究院教授。専攻は公共政策、科学哲学。環境・福祉・経済が調和した「定常型社会=持続可能な福祉社会」を一貫して提唱。社会保障、医療、環境、都市・地域等に関する政策研究から、ケア、死生観、時間、コミュニティ等の主題をめぐる哲学的考察まで、幅広い活動を行っている。著書『コミュニティを問いなおす』(ちくま新書、2009年)で大佛次郎論壇賞受賞。『日本の社会保障』(岩波新書、1999年)でエコノミスト賞、『人口減少社会のデザイン』(東洋経済新報社、2019年)で不動産協会賞受賞。他に『ケアを問いなおす』(ちくま新書)、『ポスト資本主義』(岩波新書)、『科学と資本主義の未来』(東洋経済新報社)など著書多数。


「2024年 『商店街の復権』 で使われていた紹介文から引用しています。」

広井良典の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×