ジャーナリズムの可能性 (ジャーナリズムの条件 4)

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000264006

作品紹介・あらすじ

マスメディアは、今日の危機的な状況を克服できるのか。近年登場したインターネットの新聞・放送、そしてビデオ・ジャーナリズムは、マスメディアに取って代わっていくのか。大学などの場でジャーナリスト教育はどうなされているのか。憂うだけでなく、現状を切り開く努力をしている人たち。そんなマスメディアの内と外で格闘するジャーナリストの姿を報告するとともに、メディア状況の変革に向けたさまざまな可能性を探る。

感想・レビュー・書評

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  • 今年初のゼミの文献。

    自主的にジャーナリズムを発信する色んな人がその理由と共に今後マスメディアではない『オルタナティブメディア』の発展を望んでいます。

    そのため、テレビ批判が多いです冷や汗

    ドキュメンタリーに関して、私個人の意見としてはそもそも中立的なありのままを写した『ドキュメンタリー』なんて存在しないのでは?と思っています。
    この本で誰かが言っていたように本人にビデオを持たせて撮影させるやり方のがまだドキュメンタリー性が強いと思う。
    カメラマンは確かに第3者だけど、その人の考えをもとに撮影されるから。本当のドキュメンタリーはきっと自分の目で見たものだけ。

    そんな考えがあるので確かにテレビは視聴率やスポンサー重視でドキュメンタリーと言えないとは思うけど、オルタナティブメディアも先に述べたように本当のドキュメンタリーかと言われれば『ある人の考えるひとつの意見』であってそれが全てではないと思う。

    だからやっぱりメディアリテラシーが重要視されるって思いました。

  • ジャーナリズムの条件とは何か。これについて編集委員が総論を書き、現場のジャーナリストたちがそれぞれのテーマごとの各論を書いている。第四巻ではメディアの可能性、主にメディアの再生とネット社会の拡大に対してジャーナリズムのあり方が書かれている。
    前3巻にくらべれば、思想色は薄い。ただ、それとともに論点がぼやけてしまっている論が多いのが残念。

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著者プロフィール

のなか・あきひろ
1953年兵庫県生まれ。アジアプレス・インターナショナル代表。
早稲田大学ジャーナリズム大学院教授。
インドシナ難民、アフガニスタン内戦、東ティモール紛争など
アジアの現場を取材。
著書『ビデオジャーナリズム入門』(はる書房)、
『ジャーナリズムの可能性』(岩波書店、編著)他。

「2017年 『探査ジャーナリズムとNGOとの協働』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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