ナショナリズム (思考のフロンティア)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (161ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000264365

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  • [ 内容 ]
    ナショナリズム―この奇怪なる現象の本質とはなにか。
    われわれを魅惑するその不可思議な力は、どこに宿るのだろうか。
    近代日本における、この観念の思想史的な系譜と変遷を「国体」ナショナリズムという視座から明らかにし、現在のグローバル化がもたらす地政学的な変容のただ中において、新たなる秩序構想にむけたナショナリズムの脱構築がもたらす可能性について考える。

    [ 目次 ]
    1 ナショナリズムの近代
    2 「国体」ナショナリズムの思想とその変容(基本的な視座;「国体」思想のアルケオロジー;「国体」の近代;「国体」の弁証法;戦後「国体」のパラドクス)
    3 基本文献案内

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著者プロフィール

1950年熊本県生まれ。東京大学名誉教授。専攻は政治学、政治思想史。主な著書に『マックス・ウェーバーと近代』『オリエンタリズムの彼方へ―近代文化批判』(以上岩波現代文庫)『ナショナリズム』(岩波書店)『東北アジア共同の家をめざして』(平凡社)『増補版 日朝関係の克服』『姜尚中の政治学入門』『漱石のことば』(以上集英社新書)『在日』(集英社文庫)『愛国の作法』(朝日新書)など。

「2017年 『Doing History』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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