教育困難校の可能性―定時制高校の現実から (シリーズ教育の挑戦)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000264440

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  • 1999年刊。著者は兵庫県西宮市の定時制高校教諭で、ボクシング部指導で著名。◆現代の定時制高校は、全日制進学の困難な者や全日制からドロップアウトした者の受け皿と化しているが、本書は、著者の勤務する定時制高校での体験を基軸に、教育困難校の実像を示す。◇プラグマティストの著者は現実的対応を志向し、多くは納得できる。また経験に依拠する生々しい事実適示は良だ。画一的な高校カリキュラムの意義は乏しく、守旧派・保守派と化した組合への批判も納得。◇ただ、いじめの多くが刑法犯に該当する認識が希薄な点には疑義を呈しておく。

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著者プロフィール

1941年生まれ。1973年、神戸大学大学院文学研究科修士課程修了。著書に、『ボクシングに賭ける』(1996年、岩波書店)、『教育困難校の可能性』(1999年、岩波書店)、編訳書に、『アメリカの差別問題』(1995年、明石書店)、訳書に、マン『GM帝国への挑戦』(1993年、第三書館)、セゲフ『エルヴィス・イン・エルサレム』(2004年、ミネルヴァ書房)、同『七番目の百万人』(2013年、ミネルヴァ書房)、キマーリング『ポリティサイド』(2004年、柘植書房新社)、ワイズ『アメリカ人種問題のジレンマ』(2011年、明石書店)、ワルシャウスキー『国境にて』(2014年、柘植書房新社)がある。

「2018年 『イスラエル内パレスチナ人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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