こわれた腕環 ゲド戦記 2 (物語コレクション)

  • 岩波書店 (1999年10月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (260ページ) / ISBN・EAN: 9784000264624

みんなの感想まとめ

家族から引き離された5歳の少女が、闇に仕える大巫女として成長する物語が描かれています。主人公アルハは、墓所に隠された地下迷宮で杖を持つ男と出会い、彼との冒険を通じて新たな世界へと旅立ちます。物語の初め...

感想・レビュー・書評

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  • 5歳で家族から引き離され、闇に仕える大巫女として墓所に連れてこられた少女は、アルハと呼ばれるようになる。

    墓所には地下迷宮があり、アルハだけが入ることが許されているが、ある日そこで杖を持った男を見つける…

  • アチュアンの墓所にて、名なきものたち、闇のものにつかえる大巫女であるアルハ。
    邪なるもの仕えるアルハが、平和のしるしであるエレス•アクベの腕輪を手にし、ゲドと一緒に新しい世界へ旅立っていく。

  • ゲド戦記第二巻。ジブリのゲド戦記を観たことがあったので、プロローグであのテナーの物語というのが分かりワクワクしながら読み始めた。
    宗教のしきたりに、本来あったはずの生き方を変えられた少女。最後の自由に向かう場面も幸せいっぱいという訳ではなくて、ちょっと寂しくキュッとさせられた。
    好きな本のひとつに仲間入り。

  • 一巻よりもさらにおもしろかった!最初はなんの話かよくわからなくて難しかったけど、最後の3、4章は止まらなかった。完璧に洗脳されるって怖いなーと思った。テナー(アルハ)はゲドに会ってよかったと思う。ゲドの貫禄というか強さがすごくなっててびっくりした。一巻の時みたいな少年らしさはあんまりなかったかな。大人な感じ。何歳なんだろう…。ゲドがテナーの名前を当てたところはびっくりした!どうやって当てたのか今後出てきて欲しい。一巻で出てきた老婆がくれた腕輪がこんなに盛大な話につながるとは思っていなかった。テナーも魔法使いになるのかな…?オジオン師匠のところでどうなるのか楽しみ。評価は4.8

  • 墓場のツンデレ巫女

  • ついてけないほどじゃないけど、入り込めはしなかった。やっぱり翻訳ものは苦手だな。続きは読まないかもしれない…。

  • アチュアンの墓を守る大巫女アルハ(テナー)が中心。ある日地下の迷宮に男が迷いこみ、腕輪の半分を探すために探検する―
    途中からそれなりに楽しかった。にしても読みにくい文章で最初辛い・・・

  • 希代の魔法使いゲドの一生の中の青年期のお話。
    アースシーの風はまだ未読ですが、ゲド戦記の中で最も好きな話がこれと言うと異端と言われそう(笑。
    後に最期を共にする事となるアルハとの出会いのお話でもあります。

  • 未読

  • ソフトカバー版

  • 名なきものの封印を守る、アチェアンの墓所。男子禁制。
     4巻に、この巻の登場人物が出てくるので、また墓所やらなんやら、話が出てくるので注意です。

  • 惰性で読んだ2巻。ゲドがなかなか出てこない。読むのにえらい時間かかりました。

  • 魔法使いのゲドが〈影〉と戦ってから数年後,ここアースシーの世界では,島々の間に紛争が絶えない.ゲドは世の中を平和にする力をもつという腕環を求めて,アチュアンの墓所へゆく.墓所を守る大巫女アルハは,平穏無事の生活に満足して生きてきたが,ゲドの語る外界の様子を聞いて,自分の生き方に疑問を抱き始める….
    <br>
    【感想】
    http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50506693.html

  • 初めは「ええ?」と、思ったのだけど、読み進めていって何とか受け入れられる感じになりました。

  •  ゲド戦記の2巻は《ゲド、まだ若いのによろよろ?》篇です。

     世界に平和をもたらす腕環を探し求めて、魔法使いゲドは、暗黒の力に支配された地下迷宮へ。
     そこで出会った少女アルハは、大巫女になる以外の道を閉ざされ、「すべてを食らわれし者」。彼女から見たらいきなり出現した不気味な人物……が、青年期のゲドだったわけですが、長い旅と闇との戦いに力を裂き、ぼろぼろのよれよれでした★
     そんな男の様子に恐れを抱きながらも命を助けたことによって、彼女の運命は大きく回り出しますーー

    <『ゲド戦記』アースシー>シリーズはこの後も続きますが、この『こわれた腕環』(1972)が、私にとって特別な作品だったりするのです♪
     理由は、他の巻より親近感を持てるから☆ 2巻だけ読むと、一人の少女の成長物語として描かれていますからね~。正直言って、私は男の子のことに興味がありません。すみません。女の子をあからさまに贔屓します! 女の子大好き♡
     シリーズ全体として見ると、世界を守る戦いのなかで大事な位置づけにある話で、伏線の張りかたが鮮やかです! シリーズが終幕に向かったとき「おお!!」と膝を打って、も一度振り返りたくなる一冊でもあります★

     意外だったのが、ゲドの口のうまさ。今回は魔法じゃなくて話術で腕輪を手に入れましたよ。
     それにしても、ゲドの元気なときって書かれないのね。1巻の少年時代は彼自身がひどい目に合う話だったし、もっといきいきした姿が見えるかなと思った青年期も、こんな調子だったなぁ。このあとは老けこむ一方なんだよね。ぶつぶつ……(呟)。

     巫女として過ごしてきた少女には、ここから出てしまったらもう何もないように思えた……。それでも、闇にまだ食らわれていない自分を取り戻していくのです。心を定めるまでの間、迷える彼女が一層美しい☆
     人生、意外とやり直しがきくものであります。頑張れ、○○ー!(真の名は伏せておく)


    3巻へ続く!?
    https://booklog.jp/users/kotanirico/archives/1/4000264656

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著者プロフィール

1929年10月21日-2018年1月22日
ル=グウィン、ル=グインとも表記される。1929年、アメリカのカリフォルニア州バークレー生まれ。1958年頃から著作活動を始め、1962年短編「四月は巴里」で作家としてデビュー。1969年の長編『闇の左手』でヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞。1974年『所有せざる人々』でもヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞。通算で、ヒューゴー賞は5度、ネビュラ賞は6度受賞している。またローカス賞も19回受賞。ほか、ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞、ニューベリー・オナー・ブック賞、全米図書賞児童文学部門、Lewis Carroll Shelf Awardフェニックス賞・オナー賞、世界幻想文学大賞なども受賞。

代表作『ゲド戦記』シリーズは、スタジオジブリによって日本で映画化された。

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