こわれた腕環 ゲド戦記II (物語コレクション)

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000264624

感想・レビュー・書評

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  • アチュアンの墓所にて、名なきものたち、闇のものにつかえる大巫女であるアルハ。
    邪なるもの仕えるアルハが、平和のしるしであるエレス•アクベの腕輪を手にし、ゲドと一緒に新しい世界へ旅立っていく。

  • ゲド戦記第二巻。ジブリのゲド戦記を観たことがあったので、プロローグであのテナーの物語というのが分かりワクワクしながら読み始めた。
    宗教のしきたりに、本来あったはずの生き方を変えられた少女。最後の自由に向かう場面も幸せいっぱいという訳ではなくて、ちょっと寂しくキュッとさせられた。
    好きな本のひとつに仲間入り。

  • 一巻よりもさらにおもしろかった!最初はなんの話かよくわからなくて難しかったけど、最後の3、4章は止まらなかった。完璧に洗脳されるって怖いなーと思った。テナー(アルハ)はゲドに会ってよかったと思う。ゲドの貫禄というか強さがすごくなっててびっくりした。一巻の時みたいな少年らしさはあんまりなかったかな。大人な感じ。何歳なんだろう…。ゲドがテナーの名前を当てたところはびっくりした!どうやって当てたのか今後出てきて欲しい。一巻で出てきた老婆がくれた腕輪がこんなに盛大な話につながるとは思っていなかった。テナーも魔法使いになるのかな…?オジオン師匠のところでどうなるのか楽しみ。評価は4.8

  • 墓場のツンデレ巫女

  • ついてけないほどじゃないけど、入り込めはしなかった。やっぱり翻訳ものは苦手だな。続きは読まないかもしれない…。

  • アチュアンの墓を守る大巫女アルハ(テナー)が中心。ある日地下の迷宮に男が迷いこみ、腕輪の半分を探すために探検する―
    途中からそれなりに楽しかった。にしても読みにくい文章で最初辛い・・・

  • 希代の魔法使いゲドの一生の中の青年期のお話。
    アースシーの風はまだ未読ですが、ゲド戦記の中で最も好きな話がこれと言うと異端と言われそう(笑。
    後に最期を共にする事となるアルハとの出会いのお話でもあります。

  • 未読

  • ソフトカバー版

  • 名なきものの封印を守る、アチェアンの墓所。男子禁制。
     4巻に、この巻の登場人物が出てくるので、また墓所やらなんやら、話が出てくるので注意です。

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著者プロフィール

1929年10月21日-2018年1月22日
ル=グウィン、ル=グインとも表記される。1929年、アメリカのカリフォルニア州バークレー生まれ。1958年頃から著作活動を始め、1962年短編「四月は巴里」で作家としてデビュー。1969年の長編『闇の左手』でヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞。1974年『所有せざる人々』でもヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞。通算で、ヒューゴー賞は5度、ネビュラ賞は6度受賞している。またローカス賞も19回受賞。ほか、ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞、ニューベリー・オナー・ブック賞、全米図書賞児童文学部門、Lewis Carroll Shelf Awardフェニックス賞・オナー賞、世界幻想文学大賞なども受賞。

代表作『ゲド戦記』シリーズは、スタジオジブリによって日本で映画化された。

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