ホビットの冒険 (上) (物語コレクション)

制作 : 瀬田 貞二 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 36
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000264631

感想・レビュー・書評

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  • あぁ、ここから指輪に続くんだ、と思うとそれだけでわくわくする。

  • 12月の映画最終作の公開に備えて読みました。
    この巻の範囲は、映画の第1作全編と第2作の序盤にあたります。映画の方は、原作をだいぶ脚色したり展開を短縮したりしていますが、原作では「旅」の苦労(食糧や寝床など)を詳細に語ることにこだわっているという意味では、ある意味読者に冒険の臨場感を与えています。

    「語り」の方にもう少し注目すると、この作品は、たとえば冒頭では、ホビットの家のドアの形が「マンホールのふたのようにまんまるで」と形容したり、ドワーフのことを「ドワーフ小人は、白雪姫に出てくる七人の小人たちの仲間です」と説明したりなど、明らかに中つ国には無いものを(かつ現実の読者は知っているものを)参照しています。
    本来児童書だからということもあるかもしれませんが、この作品の語り手はファンタジー世界を、その世界での知識の範囲に合わせて語っていません。現代の読者である私には少し違和感がありました。ただ、語り手が、明らかに読み手と共に「現代」にいて、まるで実際に見聞きし、事の次第を最後まで知っているかのように語るやり方は、ある意味では「読み聞かせ」に近いところがあると思います。

    それはこの作品だけに限ったことではないかもしれませんが、「ファンタジー」の元祖の一つともいえる中つ国の作品で、このような語り方が採用されていたことは、興味深かったです。

  • 書き方がなんか第三者視点で、おはなしおはなし!て感じだから、思ったより世界に感情移入する感じではなかった。

    こう一歩距離があって、
    ビルボさんがんばれー!!
    みたいな。

    原著だとそんな感じしなかったから、翻訳のカラーなんかなぁ。
    不思議。

    もう映画のHOBBITのイメージがついてたからドワーフさんたちに、マジか!ってなった…笑
    どう考えても戦士色がぬ…笑
    牧歌的!!

    しかも調子よいっていうか貪欲さが際立ってる感じだし。

    しかし、ビルボさんが頑張ってて面白いです!!

  • 意外とボリュームがあります。上巻は、森を抜ける前まで。

  • 上・下巻

    指輪物語の前の出来事
    このホビットの冒険から指輪物語まで
    怒涛のように読みました
    心をつかまれて勢い止まらず。。
    最初は文章が読みづらいかな〜と思ったのですが
    いつのまにやらそんなことも吹っ飛んで
    お話の中に。。

  • J.R.R.トールキンのファンタジーの金字塔と呼ばれる『指輪物語』の「指輪」が発見されたことが明らかにされる物語です。瀬田貞二氏の素晴らしい訳を岩波書店が緻密な見直しをし、数回に渡る改定を行った読みやすい物語になっています。もちろん何回読んでも楽しめますが、物語の順序に従い、まずは『指輪物語』の前に『ホビットの冒険』読む方がお勧めです。<br>
    挿絵が地図だけになっています。「なんだ児童書か」なんて偏見があるとか「電車の中で読むのはちょっと」という場合にお勧め。

  • 大人が読んでも楽しい児童文学。ビルボの冒険は年齢を問わず文句なしに楽しい。指輪物語に挫折した人でも、これなら大丈夫!

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