さいはての島へ ゲド戦記 3 (物語コレクション)

  • 岩波書店 (1999年12月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784000264655

みんなの感想まとめ

魔法が失われつつある南の島々を舞台に、由緒ある血筋を引く王子アレンと大賢人ハイタカが旅に出る物語が描かれています。彼らは、魔法の維持と解決策を求めて果ての島へ向かい、旅を通じて生と死の深いテーマに向き...

感想・レビュー・書評

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  • 南の島々では、魔法が失われつつあった。

    ハブナーの王子であったアレンは、魔法の維持のため大賢人ハイタカに会いに来た。

    アレンとハイタカは、解決のため果ての島への旅に出た…



    映画とかなり違う内容。

  • 由緒あるモレド家の血筋を引くアレンと大賢人ゲドは、魔法が効かなくなっている世の中に異変を感じ、二人で旅にでる。
    死を失うことで生を手放す。生命ある身体なら苦痛も味わい、生命あってこそ、身体は老いて、死んでいく。死は己れの生命に、生きてきたその生の全てに支払う代価なのだ。
    所々に、哲学的である事が、この小説の魅力かも知れない。

  • 未読

  • ソフトカバー版

  • ゲドがナイスミドルになっていた。そこまでの経過がぜひ読みたい。

  • 壮年期のゲドの物語。生とは、死とは、不死への扉を開いた代償は?って、結構難しくて、深〜いテーマが根底にあるみたい。竜が出てきたり、魔法の力が失われていく世界を救うために戦ったりという展開が、シチュエーションは違うけど、「ネバーエンディングストーリー」が頭をよぎったのは気のせいかな。

  •  一応、この巻が宮崎映画の原作とされているものらしいです。でも、テルーもテナーもでてこない。アレンはでてきますが。映画よりもっと、ちゃんと王族の血縁者らしい感じで、品があるイメージです。でも、映画でもテーマになって生物「竜」はちゃんと、登場します。ゲド戦記に「竜」は必須です。まぁもともとの設定が、人と流派同じ生き物だった。ですからでしょうか。物語の舞台は、基本海です。はてみ丸とかね。映画とは、イメージかけ離れます

  • 勢いで読んだ3巻。クライマックスなのに盛り上がりに欠けるんだよなぁ…

  • 魔法の館の長としてアースシーを治める大賢人ゲドのもとに,一人の青年が報せをもってきた.彼の国では魔法の力が衰え,人々は無気力になり,まるで国中が死の訪れをじっと待っているようだと.これは一体何者の仕業か? ゲドは青年を連れ見えない敵を求めて旅に出たが,なかなか正体はわからない.ゲドは覚悟を決める…
    <br>
    【感想】
    http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50610414.html

  • この辺りになってくると馴染んでくるものね。

  • <ゲド戦記>第3巻『さいはての島へ』(1972)、ついに読了~!! ル=グウィンによる、今や大賢人となったゲドのラストバトル、しかと見届けました★

     架空の多島世界アースシーの危機。各地で魔法の泉が涸れそうだとの報告が寄せられ、ゲドは若き王子とともにさいはての地へ。老魔法使いが持てる力のすべてを動員して世界を救う場面を、王子は目撃するーー!

     アースシーの魔法使いは、あらゆる物質や人格の「真の名前」をコールすることで、対象に指令を下す力を駆使してきたのだけれども。3巻で相対した敵は、どうしても名前を呼べない者でした。
     謎の影にも名付けを行って従わせた彼でさえ、とらえられなかった。賢者は相手の中に何を幻視したのでしょう。何と戦ったのか、何者なのか書いてたろうか。真の名前がないなら、真の姿などない者だったのか……?

     実は、1、2巻に較べ、少し練りかたが足りないような印象を持たなくもなかったのですが(相変わらず、失礼な感想です……★<自分)、老ゲドが若い世代にバトンを渡す、完結編らしい雰囲気にひたりました☆
     何だかすっかりお爺さんっぽくなってましたが。疲れ果てた主人公、お疲れさまの<三部作>最終巻✧ すべての力を出し切った人に、ようやく帰るべき時がやってきたのですね。

     オーム・エンバーはいい子だったなぁ☆ ゲド戦記の竜は、他のファンタジー作品に出てくるモンスターとは違った味がして、描かれかたが好き。親しみが持てて変にキャラ化してない感じもあって、匂いのする竜でした。

    「好き」「楽しい」と感じながら読んだのは、この3巻まで。年月を経て発表された4巻『帰還』からは、別シリーズと思っておくことにします★
     奥深さを増したアースシーの世界観、より成熟したル=グウィンの小説観も興味深いけど、戸惑いを隠せなくてね……★ 今のところ、私は少年少女の成長にスポットを当てていた<三部作>のファンなんです☆

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著者プロフィール

1929年10月21日-2018年1月22日
ル=グウィン、ル=グインとも表記される。1929年、アメリカのカリフォルニア州バークレー生まれ。1958年頃から著作活動を始め、1962年短編「四月は巴里」で作家としてデビュー。1969年の長編『闇の左手』でヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞。1974年『所有せざる人々』でもヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞。通算で、ヒューゴー賞は5度、ネビュラ賞は6度受賞している。またローカス賞も19回受賞。ほか、ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞、ニューベリー・オナー・ブック賞、全米図書賞児童文学部門、Lewis Carroll Shelf Awardフェニックス賞・オナー賞、世界幻想文学大賞なども受賞。

代表作『ゲド戦記』シリーズは、スタジオジブリによって日本で映画化された。

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