政治化する宗教,宗教化する政治 〈世界編 II〉 (いま宗教に向きあう)

  • 岩波書店 (2018年12月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784000265102

作品紹介・あらすじ

近代的な公と私の区分から政教分離、信教の自由といった原則が生まれた。だが現実には、近代国家は初めから宗教的要素を抱え込んでいた。ナショナリズム、人権思想、社会貢献・社会参加などの側面から、宗教と公共圏との関係を追う。

感想・レビュー・書評

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  • 私が勉強したいと思っている話題の宝庫だった。

    欧州人権裁判所が、ヴェール問題などで、
    各国家に委ねられる評価の余地が大きくなるとしているという話は全く知らず、新鮮だった。

    キリスト教が守られ、イスラム教が規制される傾向があり平等でないならば、見過ごしてはならないと思うが、今後どう動いていくのだろうか。

    各国が信教の自由に加える制約を、人権裁判所が追認することが続くようなことは、あってはならないと思う。

    最後の、宗教系団体の慈善活動や、それに伴う信者拡大の話題も大変興味深かった。宗教が信者を獲得しようとするのはごく自然のことだが、どうかその手段や目的が常に良いものであることを願っている。

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著者プロフィール

堀江 宗正(ホリエ ノリチカ)
1969年生。東京大学大学院人文社会系研究科教授。死生学、スピリチュアリティ研究。博士(文学)。著書に『ポップ・スピリチュアリティ──メディア化された宗教性』、『スピリチュアリティのゆくえ』(シリーズ「若者の気分」)、編著に『現代日本の宗教事情』、共著に『死者の力』(以上、岩波書店)ほか、訳書にウォルター『いま死の意味とは』(同)がある。

「2024年 『近代世界における死』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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