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- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000265676
作品紹介・あらすじ
心理療法の場合、疾患の「原因」や「必然性」を明確にできることは少なく、またそれを特定したとしても、それによって障害を除去することは不可能に近いという。ならば、クライエントの「なぜこんなことになったのか」「この苦しみから逃れるためにはどうしたらいいのか」という叫びにどう応えられるのか。心理療法にとっての「真理」とは何なのか-。人間が生きていくうえで、どうしても不可欠と考えられる哲学、宗教、教育などは、心理療法とどう関連するのか。心理療法の現場における最新・最大の話題、研究の最先端を提供する。
感想・レビュー・書評
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わたしがこの本にすごく惹かれた理由は、これまで大切だと思っていた因果的思考について、心理学の観点から記載されているからである。サイエンスの中でのその考え方の絶対的ポジションと、心理学でのポジションの圧倒的な違いが知らされるような気がした。カウンセリングを学ぶものにとってとても大切だと思った。このシリーズの本全部ほしい。
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因果的思考の欠点がこれでもかと書いてある。西洋的論理思考が限界に来てることが良く分かる傑作。
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