転校生とブラック・ジャック 独在性をめぐるセミナー (双書 現代の哲学)

  • 岩波書店 (2001年6月22日発売)
3.56
  • (8)
  • (6)
  • (17)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 115
感想 : 6
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (230ページ) / ISBN・EAN: 9784000265850

みんなの感想まとめ

《私》とは何かというテーマを深く掘り下げ、脳と身体、心の関係を探る独自の思索が展開されます。著者はSF的な思考実験を通じて、仮設されたセミナー形式で《私》の性格や位相を描き出しています。難解な内容なが...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 永井氏の話は、どうもよくわからない。何故なんだろう?
    本を読んだ後、小話を作った。

    start --------------------------------------

    「我思う、ゆえに我在り」

     ある日、俺のPCがそういった。何言ってんだ、Windowsのくせに。

    「決して疑えない確かな真実」とまた言った。

     うっとうしいから、電源切ってやったwww

    -------------------------------------- end

     さて、俺はいったい何をしたんだろうか? 実存を殺したのかな?

  • [ 内容 ]
    デカルトのコギトは、主観性の哲学にも、独我論にも結びつかない。
    すなわち自己同一性の閉域を構成しない。
    “私”の存在にはらまれた存在論的・意味論的含意を、いくつかの思考実験を通して精査してみよう。

    [ 目次 ]
    序章 火星に行った私は私か
    第1章 人称の秘密―デカルト『省察』からの逸脱的セミナー
    第2章 私的規則の本質―Dのレポート
    第3章 「転校生とブラック・ジャック」―本文の提示と、それをめぐる短いセミナー
    第4章 なぜぼくは存在するのか―Eのレポート
    第5章 存在と持続―パーフィットの『理由と人格』第三部をめぐる継続的セミナー
    第6章 中心化された可能世界―Fのレポート
    第7章 談話室―哲学的議論のための要諦
    第8章 記憶の変化は記憶できない―Gのレポート
    終章 解釈学・系譜学・考古学

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • かなり難解。
    途中まで読んでは、読むのを投げ出し、何度も最初から読み返しています。
    もう4度目かな?
    それでもまた忘れた頃に読みたくなります。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1951年生まれ. 専攻, 哲学・倫理学. 慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位所得. 現在, 日本大学文理学部教授.
著作に, 『〈私〉の存在の比類なさ』(勁草書房, のち講談社学術文庫),『転校生とブラックジャック──独在性をめぐるセミナー』(岩波書店, のち岩波現代文庫), 『倫理とは何か──猫のインサイトの挑戦』(産業図書, のちちくま学芸文庫), 『私・今・そして神──開闢の哲学』(講談社現代新書), 『西田幾多郎──〈絶対無〉とは何か』(NHK出版), 『なぜ意識は実在しないのか』(岩波書店), 『ウィトゲンシュタインの誤診──『青色本』を掘り崩す』(ナカニシヤ出版), 『哲学の密かな闘い』『哲学の賑やかな呟き』(ぷねうま舎), 『存在と時間──哲学探究1』(文藝春秋), 『世界の独在論的存在構造──哲学探究2』(春秋社)ほかがある.

「2022年 『独自成類的人間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

永井均の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×